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彼女の言葉に煽られるように、侑は正常位で瑠衣を攻め立てる。
『滅茶苦茶にして』なんて彼女の唇から零れたのは初めてかもしれない。
(もしかしたら……俺と身体を交える事で…………あの拉致監禁の記憶を捨て去りたいのか……?)
あんな事があっても、瑠衣は侑に抱いて欲しいと懇願し、それを承知で彼女を抱いている。
——俺と身体を交える事で、彼女の心と身体が癒えるのならば……。
こんな事を思う俺は普通ではないのだろう、と彼は自分でも思う。
だが、それが侑と瑠衣の愛の形であり、唯一なのだ。
最愛の女、瑠衣は、侑に激しく抱かれていても薄らと笑みをみせつつ、顔を蕩けさせている。
「瑠衣……!」
侑は色白の身体を抱き起こし、花弁のような唇を奪いながら腰を突き上げ続けた。
子宮の奥で燻り続けている甘やかな痺れが膨らみ、弾けそうになっているのか、瑠衣は首筋を露わにさせながら天を仰いでいる。
濃茶の瞳を濡らしながら、泣き崩れそうになっている瑠衣の表情に、愛おしさに震えて侑の鼓動が大きく跳ねた。
(瑠衣だけは…………絶対に……離さない……)
控えめに光る涙を見ながら、侑は改めて誓う。
広い背中にも快感の波が襲い続け、彼は小さな肢体を強く抱きしめながら強烈に腰を律動し続けた。
「せんせっ……っ…………せんせ…………イく……イく……イッちゃううぅっ!——」
筋張った首にしがみつくように、彼女の身体が弛緩する。
「……はぁっ…………んぐっ……ぐっ…………る……瑠衣っ!——」
一際大きく腰を突き上げた刹那、侑から被膜越しに白濁が注がれ、波打つようにビクビクと震えている。
膣の中に放たれている温かい感触を感じ取りながら、瑠衣は侑の表情を伺っていると、彼は身体を繋げたまま彼女の唇を塞ぎ、ベッドへ倒れ込んだ。