テラーノベル
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ぱちぱちと、火花が散る音が頻繁に鳴る。
土の上で貼られたふたつのテント。男女区別用。
野原での夜空は、都会の光より圧倒的に弱いものだけど、都会では見れないきれいな景色だった。
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「結彩、僕は寝るからね…せっかくのキャンプなんだから、たまには自然に触れ合ってみたらどおー。」
あくびをしながら双子の姉の結彩に、妹の舞彩が言った。
「んもー…わたしはそこまで中毒者じゃないんだけど」
そういいながら当たり前のように携帯を分解している姿は、信用に値しなかった。
この事はすぐ放って、拙はとある人物の元へ向かった。
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川のそば、足元に星が流れる空の中
。
お、お隣良いかな…
と、そうやって声をかけた相手はフォレンだった。
フォレンとは昔色々あったけど、なんだかんだ優しい姉ちゃんだよ…
あと、言葉がちょっと冷たい。
「…あら。あんたって勘が鋭いのね。」
「…それで、こんな場所に何か用があったの?」
いや…違うよ。
少し心配だったんだよ?
「…心配?なんでよ。」
いや、それは…
ほら、なんというか……その…
「まぁ、良いけどね。」
「……ところであんた…この前男子として見られたいってずっと言ってたわよね?」
「なんで髪切らないの?肩まで伸びてるじゃない。」
……それは…
ほら、マフラーとか外して外出ちゃった時とか、あんまり見られたくないものが…
「あっ…ごめんなさい、私としたことが…」
いや、別にいいんだよ!
完全に君が悪いってわけじゃ…
「…とりあえず、トータルネックでも買ったら?」
拙はこう返す。
センスないからその時はファッションも頼んでいいかな。
「……クリス。」
え、何?
「あんたのそういう素直なところは男らしいって思うわよ。」
……
それって普段は女子みたいってこと?
え?
「頑張ればあんたは一等星になれるかもね。方面は問わないわ。」
それどういう意味!?
そこで足元を見ると、流れ星が流れて、拙は心の中で3回お願いした。
見た目がこれでも、男子だと認められるようになりたいと。
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ruruha
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ruruha
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コメント
2件
今回もめちゃくちゃ良かったよ!!!! まぁ…色々大変な事もあったと思うけど 楽しいキャンプになってるんだろうなぁ… 星が綺麗であろう夜の川辺で話すなんて… とてもロマンチックだね…!!! いやー…クリスって容姿や 恐らくだけど声も女性っぽそうだもんね… だから悩んでいるんだろうけど… それでもクリスを男性として 認めてくれてる人はいると思うんだよね… 次回も楽しみに待ってるね!!!!
うわあ、夜沢さん、第2話もとても良かったです……! キャンプ場の夜の空気感と、クリスとフォレンの距離感が絶妙でしたね。特に「足元の星空」っていうタイトルが、川辺に映る星の描写にぴったりで美しかった。 クリスが「男子として見られたい」と思いながらも髪を切れない事情に、なんだか胸がぎゅっとなりました。フォレンの「素直なところは男らしい」って言葉、すごく優しいなあ。そのあとすぐ「普段は女子みたい?」って返すクリスも可愛くて、この二人の関係性がもっと知りたくなりました。続きが楽しみです!