テラーノベル
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ある程度外回りに慣れてきた頃、リーマル教官から緊急招集がかかる。
何事かと思いすぐに向かうと自分の他にルーシュともう一人、スノーホワイトに来た時声を掛けてくれた女性ジュリがそこに居た。
「一体何があったんですか?」
「珍しく時間通り動いてくれたなアレン訓練兵。今回貴様ら三人を呼んだのは他でもない。以前私とアレン訓練兵が緊急で使わせてもらったBS『ケンプファー』だが、彼の居場所が判明した。」
「マジ!?ケンプファー見つかったのか!」
「暗号化された信号を先日受け取り、先程解析が完了した。その結果ケンプファーの持つ波長と一致したこと、また我々しか知りえない情報を『我々』にしか分からない言葉で伝えたことからそうだと判断した。」
「それで、今回はそのケンプファーを回収するっていうミッションだと思うんですけど、なぜこのメンバーになったのですか?」
「まずアレン訓練兵はあの時緊急とはいえケンプファーの正式なパイロットになってる。状態確認はしたいだろうし、何より動かすことがあった時彼以外では難しい。なのでアレン訓練兵は必要だった。
次にルーシュ隊員だが、アレン訓練兵と共に行動をしてるため彼の事がある程度把握できてることと、今回向かう場所は基地付近ではないため君のエネミュウの知識が必要になるケースを考えた。なので採用させてもらった。
最後にジュリ隊員だが、彼女は君たち二人よりも歴があるため作戦時の指揮を取れると判断した。その他にも彼女はBSについて詳しいため、緊急で動かしたアレン訓練兵のサポートが出来ると読んでの採用だ。
最後にこのミッションは極めて重要度が高いためこれ以上の人員は確保できない。ケンプファーを見つけ連絡を受け取って初めて回収班が向かうくらいだと思ってもらいたい。人員に関しての説明は以上。なにか質問は?」
「人員については私からは特に何も無いです。」
「僕も同じです。」
「では、ケンプファー回収ミッションについて説明をする。信号を確認したのは雪山のとある場所だ。そこにどうやら不時着しジャミングを発し今まで他の種族からの発見を防いでいたと思われる。
しかし今回受け取った信号を発するのにジャミングとの併用はできないため恐らく付近の雪族に見つかった可能性がある。彼らにケンプファーを渡す訳には行かない。戦闘は恐らく避けられないうえに敵は雪族だけでなくその道中でエネミュウも出てくるだろう。気をつけて進むように。
また可能性の話だが、相手もBSを所持してる可能性がある。旧式とはいえ生身の人間が倒すのは困難かもしれないが、今出来る最善の武器を選択し挑んでもらいたい。
かなり無茶な要望をしているのは分かっているが頼んだぞ。」
「了解です。」
「すいませんリーマル教官、一つ質問なんですけど、相手の雪族はどれになるんですか?」
「スノーホワイトで確認してるのは『火華族』だ。雪の降る地域に適応した種族で使う武器もそれに因んだようなものが見られる。」
「火華族、ね。ちょいと面倒な奴らだけどまぁなんとかなるでしょ。」
「ミーティングは以上だ。準備出来次第目的のポイントまで向かってもらう。」
「……的なこと言ってたけど、信号が発信されたポイントが雪山のなんなら昔使われてたであろう基地付近なのはちょっと聞いてないんだよなぁ。」
「しかも下ろしてもらったポイントから少し進んだら赤い旗が所々に立ってるけど、これ雪族というか火華族の縄張りの証じゃなかったでしたっけ?」
「そうねぇ〜。だからケンプファー君はもしかすると火華族のテリトリー内に落ちちゃった説があるわ。まぁ、旗の感じ見たらだいぶ年季入ってるからここはもう使われてないだろうけど、信号を相手もキャッチしてるなら先に来てる可能性が大いにあるわ。」
「エネミュウがいるかもとか言われましたけど多分これ火華族しか居なさそうですよねぇ?」
「なんにせよやることは変わらないんでしょ?ケンプファー回収で、邪魔するやつはぶっ飛ばす!至ってシンプルじゃん?」
「いいねぇ〜!お気楽なその感じお姉さんだいぶ気に入ったよぉ?とはいえ火華族がBS持ってる可能性があるからそこは慎重にね?」
「そのための武器を持ってきたんじゃないですか。メインは変わらずサブマシンガンでサブがロケランですよ。」
「僕は変わらずプラズマガンですけど足止めはできたはず。」
「私は速射ミサイルで手数でゴリ押す感じね!いきなりBSがバンッと出てくることはないだろうから進んでくよ。」
ケンプファー回収作戦が今開始された。
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フレミング
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ふわねこカラメル
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コメント
1件
おお、遂にケンプファー回収作戦スタートか!今回は少人数のピックアップチームってのが現実的でいいな。アレン、ルーシュ、ジュリの三人それぞれに役割があって、教官の説明がしっかりしてるから納得感あるわ。 火華族が相手でBS持ってる可能性もあるって緊張感ヤバいな。でもジュリの「お気楽な感じお姉さんだいぶ気に入ったよぉ?」ってノリが場の空気を壊さなくて好きだわ。サブマシンガンにロケラン、プラズマガンに速射ミサイル…この装備でどう立ち回るのかマジで楽しみ。次回が待ちきれねぇ🔥