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次の日のお昼近くに
南さんのお宅分かります?
ベランダから洗濯を干してた恵美が
聴こえてた
「南さん~笑っいるの?お客様よ」
「はーい只今行きます!」
「すみません…田山さん…どうなされました…」
「昨日は大変な事をしまして申し訳ありませんでした…」
「あの…上がります…」
「宜しいのですか…」
スーツ姿の田山涼一が
一度ゆっくり話したくて見えた
「気にしないでください」
この前友人から聞きました。
お茶を出した。
「どうぞ」
「ありがとう存じます…」
「木村さんもどうぞ」
「良いの?」
隣の木村さんに田山さんが口を開けた
「すみませんが私の事故があって2人だけで話したくて参りました」
「そうなの…ごめんなさいね恵美さん…」
「朱里さんすみません」
無言だった私と田山涼一さんが
一口お茶を含んだ。
「しばらくだったな恵美…」
「何年ぶりかしら…」
「仕事は?」
「私…臨時収入で仕事をしてますが」
「君が何で俺と別れたのが知りたい…」
「あなた…未だ拘ってるの?婚約者が居たから別れたのよ!ひどいわ…お腹にあなたの子供がいたのよ…未希が…未希が癌で亡くなったの…私が代わりたかった…」
顔をあげた…彼が泣いてた
「女の子か…」
「卸すのに4ヶ月過ぎてたのよ…その頃あなたの婚約者だって名乗る奈緒美さんが涼一さんと別れて欲しいって言われた…」
「え?奈緒美が恵美に会ったのか」
「子供産んでからホステスしてた…」
「車だけは直して頂きます…もう来ないでください…」
「恵美…悪かった…未希の墓教えて欲しい…」
あの子達が可哀想よ私2回も結婚した離婚も…ひどいわよ!」
出て行け~!!
追い出された…田山涼一が
まさか子供2人いたよな…
恵美の泣き声が聴こえた…
奈緒美も泣いてた息子の事故で留置所に容れられた時、奈緒美が
相手の名前を聞いた南恵美だって問い詰められた…
何であの女にぶつけたのよ!
絢斗の大馬鹿よ!
奈緒美知らないでぶつけたって!
揉めた…
働きもしない女、昼間は女同士で酒呑んで遊びに行く。お手伝いさんじゃないって贅沢三昧してきた…
恵美の部屋の中が綺麗に片づけられてた…あの家持ち家か?
ますます綺麗になった恵美が愛しくなってた…
企業経営をしてた俺は恵美に謝るしかないって考えた…
奈緒美とは話しもしない…
絢斗の親じゃなかった…
朝早くから。
「速水?…用があるから遅れる…」
『接待どうなされます?』
後で謝るしかないよ。
『高倉起業になんて話します?』
「何とでも都合つけて欲しい」
恵美の自宅の近くまできた。
女の子、男の子?…
新
おはよう~笑っ新
剛くんおはよう~笑っ
お姉ちゃん綺麗だね
ありがとう笑っおませ君
ほら柚奈、
「行ってらっしゃい笑っ」
行ってきます~笑っ
「柚奈?…恵美に似てるけど…新は誰似だ?…」
車を停めた。
おはよう~笑っ
どちら様ですか?…おはようございます。
事故の相手だって話された。
あ~笑っおじ様…
車未だですか、ママ困ってるから
「祖母じゃないのか?」
「お婆ちゃんだけど外では親子に見られます…」
そうか…
「車買うか?」
学園まで送ったが
「ママには内緒だぞ」
「柚奈~笑っおはようねぇ誰なの?」
「親類の人よ」
「大きなおじ様~笑っだね」
「変な言葉だって~笑っ」
キャハハ~おはよう~
奈美?…
柚奈あの人誰よ!
ん?
起業家の社長さんだわ笑っ
「志満ほんとなの?…」
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