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ー莉菜sideー
「なるほどね、死体は偽物、と」
「ああ、ただ、舞には『その先は自分達で見つけてほしい』と言われてしまったから、これ以上は何も得られなかった。」
私のつぶやきに提が反応する。
「で、でも一体、みんなは何処に…?」
「わからないね。なにか手がかりがあればいいけどさ」
しばらく全員黙った。
「とりあえず、探索を続けよ」
私の掛け声で全員が動き出した。
私は物置を探していた。
「うーん、手がかりがない…」
その時
パサッ
何かが落ちた。
「これは…」
「!!」
その紙には『エレベーターの暗号』と書かれていた。
その下を見ると、数字が6桁。
『132331』
「この建物は三階建て…数字は3種類…」
「行ってみよう」
私はエレベーターに向かった。
私はエレベーターで見つけた暗号を打ち込んでみた。
ガコンッ
「っえ?」
エレベーターの振動で私の体は上に揺れた。
つまり、エレベーターは下に動いたのだ。
プシュー……
「なるほどね、地下が存在したと言うこと。」
私は地下のフロアを歩み出した。
「どの部屋も特に情報得られず…」
すると、どこからか声が聞こえてきた。
「えー?!悠羅達が私達の知る悠羅達じゃないー?!?!」
「!」
私は直ぐに声が聞こえた部屋に耳を澄ました。
「えーと、頭が追いつかない…」
「でも、計画通りにやればいいんじゃないの?」
「そうだね、確かに中身は違うけど、計画通りにやれば問題は無い」
「お願いね。」
「うん」
(悠穂の声と女子3人の声)
(残りの黒幕はこの人達か)
私は部屋に入った。
「「!」」
「悠羅…いや違う、誰?」
茶髪の女の子が聞いてきた。
「私は七海莉菜。貴女達は?」
「莉菜ちゃん!私は咲奈!」
茶髪は咲奈。
「私は咲希だよ」
ロングは咲希。
「由乃。」
セミロングは由乃。
「貴女達は黒幕?」
念の為聞いてみた。
「そうだよ!」
咲奈が答える。
「人狼ゲーム死亡者はどこにいるの?」
「それは秘m…」
「舞とやらには私達が言ったってこと秘密だよ。」
「あの部屋と呼ばれる場所」
由乃が教えてくれた。
「由乃…!」
「いいじゃん、“紗友”の作戦でしょ?」
「…それもそうだね」
「?」
私は疑問を抱きつつも外に出た。