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“ 演じないと愛してもらえない
少女が出会ったのは_ ”
# 推しの子夢小説注意
# prsk夢小説注意
===
希星 / ______ ♪
希星 / __________ ♪
ある日の病室。
その日、私は自分の病室で
新曲を歌っていた。
希星 / いい曲だな、 )
希星 / ______ ♪ __ ♪
その時、
視界の右端、つまり窓側に
何かいるのを感じた。
? / ねぇ、希星ちゃん?
希星 / …また?
その何かの正体は、
昔からの友人、
まぁ腐れ縁みたいな感じの人だった。
希星 / どうしたの。
希星 / 話ならこの前聞いたでしょ?
? / 冷たいね、相変わらず。
いつもこうやってふらっと現れて、
言いたいこと言ったら
すっと消えてどっか行く。
いわゆる気分屋みたいな人。
そして、質問を言っても、
質問の回答と言うには
変な回答が返ってくる。
希星 / そりゃあ、ね。
私は目を伏せながらそう言う。
希星 / それで?用件は?
? / いつものだよ、いつもの。
いつもの、という彼女は
少し悪戯な笑顔を浮かべていた。
希星 / じゃあ早く。ここ病院だから
見つかったら終わるよ。
私は遠回しに、「早く帰ってくれ」。
そう言った。
? / うん。じゃあ言うよ。
その言葉の意味を考えないこの人は
お構い無しに回答を口から放つ。
? / …センターは卒業する。
数秒経った後、彼女はそう口走った。
希星 / なんのセンター?
私は聴く。
大体察しはついてるけど。
? / さぁ?それは教えないよ。
言わずとも、
「絶対に」、という意志を感じさせる目。
希星 / …そ。
絶対を感じさせるその目の奥の想いが
分からない私は、
呟き程度にそう口に出す。
? / じゃあね。…って言いたい
ところだけど。
希星 / なに。
やっと帰ってくれる。
そう思った私にとって、
その言葉は最悪以外の何者でもなかった。
? / ねぇ、希星。
いつも「ちゃん」付けで呼んでくる
彼女が呼び捨て。
希星 / …?
これは大体、大切なことを言う時。
私は身構えた。
__は口を開き、次の言葉を言った。
? / 1人だけ、大切な人がまた
生きることが出来るなら。
? / 誰にする?
希星 / …は、?
その予想外の言葉に、
私の心臓は、ドクドクと速度を
上げていった。
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おまけ 『2人で練習』
Prsk
花里 / 希星ちゃ~ん!!
希星 / あれ?みのりちゃん?
花里 / 希星ちゃんも、セカイで
練習してたの?
希星 / うん。みのりちゃんも?
花里 / そうだよ!ちょっと難しい
振り付けがあって…
希星 / あ、それってもしかして_
花里 / す…すごい…!
花里 / あんな難しい振り付けが、たった
20分で出来るようになるなんて…!
希星 / そんな難しかった? 笑
花里 / うん、でも希星ちゃんの教え方
上手かったから、出来るようになったよ!
希星 / 良かった、そう言って
貰えると自信付くな。 笑
花里 / ありがとう!また教えてね!
希星 / うん。それじゃあね。
花里 / うん!ばいば~い!