テラーノベル
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#切ない
Min
43
ぽんこつ
350
なんでもないとある田舎町だった。農道を我が物顔で歩く少女の後ろを着いていく。
青空から夏の日差しが降り注ぐ。
蝉の声に混じってご機嫌な鼻歌が聞こえてくる。
「ふんふ~んふ」
「あんまりはしゃいだらまた倒れちゃうよ!」
「大丈夫だって!」
「あ、見て!大きな蝶々!」
「待ってよ~」
「私もいつか大きな蝶々になって、どこまでも飛んでいくの!」
蝶々を追いかけながら少女は言った。
それは、夏の強い日差しが眩しい、とても眩しい日だった。
コメント
1件
ぷはー、読み終えました!夏の田舎道、蝉の声、蝶々を追いかける少女——青空と日差しの描写が鮮やかで、一気に世界に引き込まれました。「私もいつか大きな蝶々になって」という台詞、子供らしい無邪気さの中に切なさがチラッと見えて、グッときます。この後に何が待っているのか、めちゃくちゃ気になるスタートですね!