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る る あ ︵ ︵ 🌈🍑
かんすい
外の喧騒が遠ざかり、部屋には先輩の荒い呼吸音だけが響く。 「……あいつら、追い出した……。もう、誰も入れない」 先輩が寝巻きの胸元をはだけさせ、シーツの上に私を組み敷いた。その肌は驚くほど熱く、触れるだけで火傷しそうだ。
「先輩、まだ熱が……休んでくださいっ」 「……お前を食うのが、一番の薬だ」 そう言うなり、先輩の唇が強引に重なった。いつもの冷静な彼ではない。熱に浮かされ、本能だけで私を貪ろうとする野獣の口づけ。
「……っ、んんぅ……! 聖司、さん……熱い、です……」 「……声を出せ。……もっと、俺を壊すくらいに」 先輩の手が、バリでの傷跡をなぞるように、けれど慈しむように深く割り入る。 指先から伝わる彼の高熱が、私の芯まで溶かしていく。
「あ、はぁ……っ! そこ、だめ……っ、あぐぅ……っ!!」 私の口から、自分でも驚くような、濁った、艶めかしい声が漏れ出す。 「……いい声だ。……その声も、その中も、全部俺の熱で焼き尽くしてやる」
先輩は、我慢しきれないといった様子で、自身を私の奥深くへと突き立てた。 「……っ、あああああぁぁぁっ!! 太い、……っ、熱いよぉ……っ!!」 「……っ、く、……お前、……なんて、締め付けだ……っ!」
高熱のせいか、先輩の楔はいつも以上に硬く、脈打っている。 一突きごとに、脳の芯が痺れるような快感が走り、視界が白く染まる。 「はっ、あぁっ! せーじ、さん……っ、もっと、奥……っ! 壊してぇ……っ!!」 「……っ、ふ、……あぁっ! お前は、……俺だけの、ものだ……っ!!」
ベッドが軋む音、重なり合う肌が粘りつく音。 そして、部屋中に充満する、濃密な愛液と汗の匂い。 「あ、んっ! ぁあぅ……っ!……いっちゃう、……いっ、ちゃうぅぅっ!!」 「……一緒に、……堕ちろ……っ!!」
二人の絶叫が重なり、熱い飛沫が私の奥底を焦がした。 先輩は私を抱きしめたまま、力尽きたように重なる。
数時間後。 窓の外が白み始めた頃、先輩の熱は嘘のように引いていた。 汗だくの体で、彼は私の髪を優しく撫でる。 「……悪いな。……少し、やりすぎた」 「……いいですよ。……先輩の熱、全部もらっちゃいましたから」
キッチンから持ってきた、冷えた**『ニューサマーオレンジのゼリー』**を二人で分け合う。
食: 伊豆名産、爽やかな酸味と甘みのゼリー。
シーン: 「……次は、元気になった俺が、もっとたっぷり味わってやる。……覚悟しておけよ」
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