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「専務なんて…………やめてくれ……。セックスしている時くらい…………俺の名前を…………呼んでくれ……」
言いながら、廉は充血して膨らんだ艶玉を口に含んで吸い上げた。
「ああぁぁっ……んうっ…………れ……廉……さっ…………んあぁぁっ」
「…………綺麗だな……」
廉は、舌先で花芯を丹念に舐め上げていくと、身体の中心から、コプリと甘露が零れ出した。
トロトロの愛液を全て吸い尽くす廉に、優子の背中が弓形に撓う。
「このまま…………君を……イかせようか」
恥裂から顔を離した廉は、上半身を起こすと、膣の中に人差し指と中指を入れ、親指で珠玉を撫でながら律動させ始める。
「ああぁぁっ……」
優子を刺すように射抜きながら、卑猥な刺激を与え続ける蓮に、彼女の肢体がビクビクと震え出した。
括れた腰が艶めかしく揺れ動き、次第に速さを増していく。
「だっ……だめ…………廉さ……っ…………んぁぁあああぁっ──」
彼の名前を呼びながらオーガズムに達した優子は、身体を硬直させた直後、シーツの海に沈み込む。
吐息を弾ませ、恍惚とした面差しで視線を絡ませると、廉は、彼女から指を引き抜いた。
「君の淫らな部分…………もっと見てみたいな」
柔和に笑みを覗かせる廉の艶っぽさが、優子の胸の奥をギュッと締め付ける。
(この胸の痛みは…………一体……何なの……?)
かつての上司の背中に視線を向ける優子の視界が潤んでいた。
「んあぁっ…………はあぁっ……れ……廉…………さぁぁあぁっ……」
「君の中…………すごい……気持ちいいな…………」
好きに抱かせてもらう、と行為の前に言っていた彼だったけど、廉は、避妊具を纏わせつつ、優子を丁寧に抱いているような気がした。
腰を振り立てながらも、彼の手は彼女の感じる部分を、優しく攻めてくる。
「それに…………セックスで快楽に歪んだ君の表情…………とても綺麗だ……」
廉はスラリと伸びた色白の脚を片方だけ抱えると、大きく腰を引き、強く肉槍を突く。
「あうっ……」
脳まで突き抜ける強い衝撃に、優子の目の前が一瞬だけ白く霞んだ。