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私の名前はひなた。昔、小学校の近くにあったプールで変な母子にからまれ、無理やり裸の写真を撮られたことがある。すごく嫌だった……はずなのに、11年くらい生きた中で一番興奮した。それ以来、またお外で裸になりたいって思うようになっちゃった。
いつもはどこで遊ぼうか悩むところなんだけど、今日はクラスの女子からいいこと聞いちゃった。その子が友達と話していて、その子の家の近くに新しくできたすべり台が「サイアク」なんだって!
そのすべり台は、滑るところが板じゃなくて、くるくる回る、ローラーっていうのかな、そういうタイプなんだけど、ローラーのすきまがけっこうあるらしくって、下から覗けちゃうらしいの。だから、女の子がすべっているときに、下を男子が通ったら……ってその子は怒ってた。けど、それって私からしたらサイコウのすべり台じゃん! その話をこっそり聞いていた私は、絶対そこに行かなきゃって思った。
あの子の家の近くってことは、多分あの公園だ。そういえば、あそこは最近遊具が増えたんだっけ。よし、早く行ってみなくちゃ!!
そして今、目の前にある新しいすべり台の頂上に立って、私は下の様子を眺めていた。ここならちょうど滑り降りると見えちゃうかも……。そんなことを考えながらドキドキしている。……やっぱり誰か通ってくれないとだめだよなぁ。どうしよう、なかなか誰も来ないよ~……。ん?あれは確か同じクラスの子で、名前は忘れちゃったけど顔だけは知ってる子がいる。なんだろう?こっちに向かってきてるような気がするぞ……。あっ、私のほうに来た! これはチャンスかも。
私はわざとスカートがめくれるようにしてすべり台を勢いよく降りてみた。わーっという声を出して。すると、予想通りその子はびっくりして足を止めた。えへへ、見てくれたよね!?ちゃんと見たよね!?もうちょっとだけ見せていたかったんだけど、さすがに気づかれちゃうと思ったからすぐにやめた。もっと見てほしくてわざとやったんだけどね。そしたらその子は走ってどこかに行ってしまった。ふぅ……。
今度は違う子がこっちに来るみたいだ。しかも二人連れだ!ラッキー♪もう一回やってみるか。さっきと同じように降りていく。さすがに見てくれないか……。と思っていたら一人の子がじっと見てきた!
うわぁ~すごい見られた感じ。だから私は、すべり台の途中で止まるふりをしてわざと足を大きく広げてみた。そしてゆっくりパンツを見せていく。男の子は一瞬だけど食い入るように見ていた。でも恥ずかしくなってすぐ目をそらしちゃったけど。もう一人は全然見てくれない……。仕方がない。私はそのまますべり台を降りた。別の子に期待するか。
次は三人組が来た。一人は女の子で、あと二人は男の人だ。私は三人の前を堂々と横切った後ですべり台に登り、一番上からわざとスカートの中が見えるように座った。男の人たちはみんな釘付けになっているようだった。特に真ん中の背の高いお兄さんはまじまじと見ている。なんか嬉しいな。しばらくそうしていたけれど、これ以上見られるとさすがに気づいてしまうかもしれないと思いすぐに降りることにした。
最後は五人組が来た。この子たちは全員幼稚園くらいの歳なのかな。男の子三人と女の子二人の集団だった。子どもだったら、見せても大丈夫か。私はゆっくりとすべり台の上に移動していった。それから、一番上の段に両足を上げて乗せ、M字開脚のような格好をした。これなら見えるはず……。どうかな……。
私は恥ずかしさと緊張でいっぱいになったけど、それよりも早く反応を知りたくてたまらなかった。下の方を覗き込む。するとちょうど女の子の一人がこっちを見上げようとしていたところだった。目が合う。するとその子は驚いた表情のまま固まってしまった。そしてすぐに隣りの子に耳打ちした。次の瞬間、二人がくすくす笑い出したのだ。
「ねぇ、みて、おねえちゃんぱんつ丸見えだよ!」
「あ~ほんとだぁ」
なんて言っている。よしよし、子どもたちが反応している。私はもっと見せつけるようにしてすべり台を滑っていった。下まで降りるとそこには先ほどの子供たちがいた。
「あ、さっきのお姉ちゃんだ」
と指差された。
「ほら、ここの板の隙間から見えたんだよ」
と、すべり台の下を覗いた。
「あー、本当だぁ」
「お姉ちゃん、見せてるの?」
やばい、ついにばれちゃった。私は逃げようとしたけれど、すっかり周りを囲まれてしまった。
「お姉ちゃん、パンツ見せてたんでしょ」
「ち、ちがうよ、偶然見えちゃって……」
と言い訳する私を尻目に、彼らは勝手に話を進めていく。
「じゃあ僕たちも見ちゃおっか」
と言って私のスカートの中に手を突っ込んできた。
「きゃっ……ちょっ……ダメだってばぁ!!」
必死に抵抗するも、多勢に無勢。ワンピースを脱がされてしまった。
「返してほしかったら、そのかっこですべり台をすべって」
私は仕方なく、言われた通りにすることにした。
「はい、そこでストップ!」
と言われたところで私は動きを止め、すべり台の頂上に立った。
「おぉ、いい眺め」
と男の子たちが言う。
「もう許してぇ……」
と泣きそうになりながら懇願する私を無視して、「はい、スタート!」といきなり言われ、滑り始めさせられた。
それを見た子どもたちは興奮してきて、「今度はこれもとっちゃえ!」といってパンツまで脱がしてきた。私は恥ずかしくて、でも気持ちよくてどうしようもなかった。結局、子どもたちが飽きるまで、私は一時間近くも裸ですべり台の上であそぶことになった。つ、つかれた……。けど、あの子たちのおかげで楽しめた。また遊びにこよっと。(終り)