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『ねぇ、君』
僕の目の前に座る男の子。
『……ウマ娘なの?』
男の子は僕の顔を覗いた。
『アザだらけだね。大丈夫?』
男の子は僕の腕を見ながら言う。
『顔が見えないね。こっち向いて』
そう言われたので、顔をあげる。
『綺麗だね。お母さんに似てる』
12歳ぐらいかな。右手に茶色い輪っかの入った袋を持って、僕を見ている。
『……これ?ドーナツだよ。お母さんが作ってくれたの』
男の子は相変わらず笑顔で言う。
『一個食べる?』
そう言って、“ドーナツ”とやらを僕に差し出す。
『…………』
僕は首を横に振った。
『………ドーナツ、嫌い?』
男の子は首を傾げ、悲しそうな顔をする。
違う。そうじゃないと、更に首を横に振った。
『…………はじ……め、て』
僕は必死に言葉を伝えようとする。
『……はじめて?初めて食べるの?』
男の子はまた笑顔になって、
『じゃあ、半分こね!一緒に食べよ』
僕に半分のドーナツを渡した。
いつもは1000文字前後だけど今日の短いな〜
460字ぐらい( ´∀`)ハハハ
ん〜スランプ気味だけど
いいねが10いったら次書きます
いくかわかんないけど
10いったらコメで教えて〜
バイバイ