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慌てて美鈴は今よく眠っているので、起きたらまた連絡させると父に返事を書いた。
彼女の実家の住所を聞いておけばよかった。私は何て間抜けなんだろう、美鈴は本当に実家で苦しんでいるのかもしれない
美鈴にLINEをして実家にお見舞いに行くと言ったら、大五郎さんは当分まだ仕事で帰ってこれないから、今回の事は悲しいけど暫くこちらの実家でゆっくりするとの事だった、雄二を頼むとも書いてよこした
それに対してお大事にとまたLINEを打ったが既読だけつけて美鈴からの返事は無かった
しかしさすがに継母が流産して知らなフリをしてる娘ってどうなの？と思ってせめて今度父から連絡があった時に、もっともらしいことを言えるようにしたかった
そこで私は母が生前財産分与などで雇っていた顧問弁護士に事情を説明して、緊急なので美鈴の住所を調べて欲しいと依頼した
母の顧問弁護士は優秀だった、翌日美鈴の実家の住所をメールで送ってくれた
そうして私は美鈴の実家がある滋賀県に向かった
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