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元父…うちの子達総出でぶち56しに行くぜ!!!🔫 (′ω’ 🔫)チャキ…
その後俺は
とても大切にされ
独立する気もなく
父の事なんて忘れた時
ドガァァンッ
「!?」
大きな音で目が覚めた
外を見ると火の海だ
「うそ…」
あの時と同じ
兵士「アラカユさん!」
「どうなってるの…?」
兵士「○○国からの砲撃がありました」
兵士「私と一緒に着いてきてください」
その名前
俺の父の国名
やり返したんだ
「ちゃんと逃げてるよね?」
「俺だけ逃げてとか言ってないよね?」
宗主国…いや…父さんのことを聞いた
兵士「言っておられました」
兵士「必ず合流すると…」
「それ戦場に行ったってこと?」
「父さんが行くなら俺も一緒に行く」
兵士「だめです!アラカユさん!」
「もう失いたくないの!」
「大切なものを…2度も奪われたくないの…」
兵士「あなたも戦場に行くとなれば」
兵士「命が無くなりますよ…」
兵士「そうなったら悲しみますよ」
兵士「私と一緒に安全な所まで行きますよ」
「離して!」
力の弱い俺はそのまま連れてかれた
兵士「私は戻ります」
兵士「アラカユさんはここにいてください」
「必ず戻ってきて」
兵士「分かっております」
1周間ぐらいだったのだろうか
砲撃は止んだ
だが父さんもあの仲の良い友達も戻ってこない
俺はいてもたってもいられず
父さん達を探しに行った
「父さん!○○さん!」
名前を呼びながら走り続けた
不思議と疲れなかった
「こっちかも…」
気配がした方向に走った
そこには撃たれたんだろう
血だらけの父さんが居た
「父さん…」
父「アラカユ…」
父「安全なところにいろと言っただろ…」
「無理に決まってるでしょ…」
「早く逃げなきゃ…」
父「俺はもうだめだ…」
父「早く逃げろ」
「だから…出来るわけ…ないでしょ」
?「ようやく見つけた」
「あ…」
元父「何をしている」
父「クズがよく言うよ…」
元父「お前その体じゃもう動けねぇだろ」
元父「こいつは返してもらうからな」
「いだっ…」
バンッ
「っ…!?」
突然銃声が響いた
「父さん…!」
元父「そいつは元から父じゃねえだろ」
「離せぇ…」
元父「暴れるな」
ドスッ
「あ…」
俺の意識は途切れた
またここ
兄さんはいるのだろうか
父「兄には会えねぇからな」
「え…?」
父「また俺のために働けよ」
「わかりました」
「父様…」
episode 4 父さんと父様