1714年 独立戦争
俺は独立を宣言した
当然受け入れられるはずがなく戦争に発展した
最初は優勢だった
でもこちらは人数が少ない
長期戦になってそのまま
負けた
扱いは更に酷くなり
俺の心はどんどん荒んで行った
でも逆らったらもっと扱いが酷くなる
国内では食料不足などで紛争が絶えなかった
俺は
「っ…」
ザシュッ
「い”っ…」
醜い腕と目を斬った
こんなのがあるから
こんな見た目だから
こんなのが目に入るとおかしくなりそう
でも1週間もすると治った
俺自体も、アラカユ王国も
もう限界だった
1765年
そんな時
父が攻撃された
父は俺を戦争に出させ
1人で逃げた
父の軍隊に混ざって 俺も戦った
でも敵は強かった
どんどん押され
勝つ事が出来なくなった
俺は何故か
森に逃げ隠れた
「ヒュ”ーッ”ヒュ”ーッ”」
逃げても、逃げなくても
変わらないはず
なのに俺の本能は少しでも生きれそうな道を選んだ
「うあ…あ…ポロポロ」
?「誰かいるのか」
?「泣いているのか?」
「あ…」
殺される
?「怯えるな」
「ヒュ”ーッ”ヒュ”ーッ”」
「う”っ…ぉ”ぇっ…」
?「落ち着け」
「お”え”っ…う”ぐっ」
吐き気が止まらない
?「落ち着け…」
俺は気絶した
起きてもそのまま同じ森にいた
?「起きた…か…」
イリス「俺はイリス帝国」
イリス「本部にはお前を連れては戻れない」
イリス「すまん」
「俺を殺さないのか…?」
イリス「何故殺さなければならない」
イリス「俺はそう言うことは好まん」
「…」
「俺は戻ります」
イリス「まて」
イリス「俺はお前を連れてはいけないが」
イリス「お前の独立を手伝うことは出来る」
イリス「どうする」
「…」
失敗したらさらに扱いが酷くなる
でもこの国は強い
独立宣言
イリス帝国からの砲撃により 力の弱まった父は
俺の独立を認めた
イリス「良かったな」
イリス「暫くは支援をしよう」
「ありがとう」
俺はイリスからの支援を受けながら
国として作り直していった
食料不足が改善し
紛争も無くなっていった
俺は国民の前で演説をした
国民「なんだあれ…」
「…」
国民「あれが国王?化け物 」
「っ…」
国民「化け物」
episode 5 独立した化け物
コメント
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これでイリスと出会ったのか〜!めっちゃ作り込んである凄すぎる…!