テラーノベル
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楪羽*yuzuriha*
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その日、俺は
小高い丘の上
満天の星空の下
蓮と二人
並んでベンチに座り
星を眺めていた
他愛のない話をしながら笑い合って
そうして少しだけ会話が途切れて
短い沈黙が流れたその時
俺の手に 蓮の手が触れた
反射的に蓮のほうを見ると
蓮はやや覗き込むような感じで俺を見てた
「…佐久間くん、」
心臓が跳ね上がった
なぜなら、蓮が
あまりにも熱の籠もった視線を俺に向けていたから
「俺さ、佐久間くんのことが好きなんだよね」
いつもの低くて落ち着いた声
だけど少しだけ緊張感が滲んでいて
蓮の本気度は聞かなくても解った
絡み合う視線
触れ合った手と手
俺は
どうしたらいい?
コメント
1件
めちゃくちゃ胸がギュッとなりました……! 満天の星空の下、蓮くんのあの熱の籠もった視線と「好きなんだよね」って低く落ち着いた声。普段の蓮くんを知らなくても、その緊張感がひしひし伝わってきて、思わず息を止めて読んでました。手が触れたのをきっかけに、静かな夜の空気が一気に甘く、そして切なく変わった瞬間が素敵すぎます。続き、どうなっちゃうんだろう……!