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羽海汐遠
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月神零華@生きてます
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**寺島あおい:** あらすじ、拝読しました。Linkcityという“第二のスマホ”が日常に溶け込んだ世界――案内人の視点で、便利さの裏にある喪失や「本当に大切なもの」を問いかける構成、とても惹かれます。SFの設定でありながら、翻訳AIや仮想疲れなど、今にも起こりそうな課題が散りばめられているのがリアルで、これからどんな物語が紡がれるのか楽しみです。
リアルリンク あらすじ
近未来。
世界最大級の仮想現実サービス「Linkcity」は、仕事、買い物、食事、ゲーム、創作、旅行までをつなぎ、「第二のスマホ」と呼ばれる生活基盤になっていた。
五年前のヒノタマ・パンデミックをきっかけに利用者は急増。さらに、52℃に達する猛暑、激しい豪雨や台風、厳しい冬の寒さによって、人々は外出せずに暮らせる環境を求めるようになった。
部屋着のままアバターで出勤し、世界中の人と生成AI翻訳で会話する。Linkcityの店で注文した料理や商品は、AI配送によって現実の家へ届く。誰でもプロンプトからワールドを作り、勲章やトロフィーで自分の経験や個性を表現できる。
一方、便利になったことで新しい問題も生まれていた。
大量のワールドに作品が埋もれ、管理AIが人を誤判定し、長時間利用による仮想現実疲れが広がる。思い出のワールドが突然消えることもあれば、現実の自分よりアバターの方が知られている人さえいる。
それでも、人々はLinkcityを捨てようとはしない。
現実にしかない体験があり、Linkcityにしかない出会いや景色もあるからだ。
仮想現実か、現実か。
どちらか一方を選ぶのではなく、二つを行き来しながら暮らしていく。
これは、そんな未来では当たり前になった日常を描く物語。