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仄暗い寝室に青白く浮かび上がる、奏のほっそりとした脚。
怜は、右脚を持ち上げると、唇を爪先から身体の中心へと辿らせていった。
「ひゃぁっ……」
太腿の内側を執拗に這わせた後、ここにも数ヶ所ほど赤黒い華を咲かせていた。
右脚を下ろした後、左脚を持ち上げて同様に愛撫し、証を刻み込む。
「綺麗な脚だな……」
怜は再び右脚を持ち上げ、膝を軽く曲げさせると、足の甲にリップ音を立たせながら唇を落とし、指を一本ずつ丁寧に舐めしゃぶった。
「れ……怜さんっ……足の指は汚いからやめ——」
「汚くなんかない。前も言っただろ? 『奏の心も身体も……全て愛したい』って……」
脚を初めて愛撫された奏は、くすぐったくなって身をくねらせた。
左足の甲もリップ音を立たせながら指を一本ずつ丹念に舌を這わせていくと、彼女は愉悦に嵌っていきそうになる。
奏の両脚を愛でた後、怜は色白の脚の間に割入り、指先で鼠蹊部をそっとなぞると、彼女の身体が強張り始めた。
「……嫌か?」
奏に問いかけつつも、無骨な指先は、彼女の脚の付け根を絶妙な感触で伝わせている。
「だって、こんな所…………恥ずかしい……です」
「恥ずかしがらなくていい。俺に触れられて感じている奏が見たい……」
怜は鼠蹊部に触れていた長い指先を、ショーツに隠されている恥部へ伝わせていった。
二日前に恋人になったばかりの奏に、ここまで触れるのは早過ぎだろうか、と怜は考えていた。
と同時に、『怜も実は身体だけが目的なのでは』と、奏に疑われていないだろうか、とも思っていた。
しかし、彼女の口から拒否するような言葉は出てきていない。
奏を怖がらせないように、丁重に指先で秘めたる場所を上下に撫でていく。
彼女のそこは熱を纏い、湿り気を帯びている。
奏は怖いのか、細い身体を強張らせているが、目力の強い瞳が享楽に揺らいでいるように見えた。
「奏。大丈夫だから。深呼吸しながら身体の力を抜いてごらん?」
怜の言われた通りに手を胸元に当て、数回大きく呼吸を整える奏。
「そうだ。奏……いい子だ……」
筋肉質のしなやかな腕を奏の首の下に通して抱き寄せ、顔を紅潮させている奏の唇を塞ぎながら、ショーツ越しに陰裂を指先で撫で続けた。
触れているうちに指先に感じてきた、奏の身体の中心に潜む、小さな膨らみ。
怜は、そっと焦らすように撫で上げる。
「ああぁっ」
奏が一際大きな声を上げながら細い括れを跳ねさせ、身体を捻らせた。
「奏。ココ……気持ちいいのか?」
彼女を見下ろしながらも指先の動きは止めず、腫れ上がっているだろう敏感な粒に触れ続けると、奏のショーツに濡れた痕跡が広がっていく。
「ううぅっ…………れ……怜さ……んっ…………なっ……何か……変な感じ……っ……はあっ……んっ……ああぁっ」
怜は、更に快楽を奏の身体に植え付けようと、硬くなった乳房の尖端を口に含み、舌先で嬲り続けた。