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博麗の巫女。
それは代々、博麗の一族で巫女の素質のある者が選ばれるしきたりがあった。
始まりは1000年以上前。
私達の先祖は、神の使いとして
この村に訪れた。
訪れる前にこの村は妖怪や疾病などの被害がこの村の人々を苦しませた。
先祖は出来ることから少しずつやり続けた。
しばらくすると疾病は無くなった。
先祖は神の使いとして神社と鳥居を建ち、
その神社の名を付けた。
博麗神社。
その後、先祖は結婚し、生まれた娘は
巫女としての能力や素質がある。
村を、人を、守る巫女。
人を呼んで「博麗の巫女」と。
その役目は代々、博麗の一族の娘に
その次の娘に受け継がれていった。
そして現在まで。
この私、博麗紗代子はもうすぐ
50代目博麗の巫女の継承式を行う。