テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
───────
最初は隙間から盛れていた光が、いきなりバッと眩しくなった。
誰かが布団のそばにある窓のカーテンを勢いよく開けたのだ。
「起きなさい…あんた遅刻したいの?」
携帯を覗いてみれば7時。
…ではなく7時58分。
急いで布団から出て、着替えて、支度して…
嫌々ながら急いで外に出て、見飽きた通路に、ひとつ加えてセミの鳴き声を聴きながら
高校に向かった。
─
高校に着く。珍しく遅刻は逃れた。
外とは違って冷たい空気に、1人の友達の声─
「おはよ〜。遅刻しないのは珍しいね」
俺はこう返す。
遅刻ばかりしてくるナマケモノじゃねぇよ、そのうち潰してやろうか?
と。
「やっだァ怖ぇ〜…w」
彼女の返事はこれだけだった。
そのあとは冷たい空気の中で授業をして、
生暖かい空気の中で運動する。1日。
午後の俺らの顔は赤かった。
その後は教室に戻って、放課後のHRが終わる。
俺らはしばらく教室から動かなかった。暑いから。
「ねぇ……帰りどっかアイスでも食べに行こーよ…」
俺は返す。
棒アイスでいいだろ。
そう言うと、彼女はこう返した。
「やだよ!たまには店行って食べようよ!あんた普段から外の店はラーメン屋しか行かないこと知ってるんだから!」
おい待て、それどこで知った?と俺が聞く。
「あたしがクリスと私服を見に行った時。たまたまね」
くっ…見られてたか…
────
「なんで外だとラーメン屋以外行かないの?」
……それは
…答えた。
なんか、恥ずかしいから、だけど…
「…はぁ?あんた恥ずかしがることないじゃん」
「女子なんだし、、、ソウちゃん??」
アイリスがそう言う。
、、、恥ずかしがることなんてないのかもしれない。
今日は誘いに乗ってやるか…
3
コメント
1件
もう読んだよ〜〜!!第1話「夏のアイス」✨めっちゃ夏って感じがして眩しかった☀️ 朝バタバタしててセミがうるさい通学路、教室の冷たい空気と運動後の赤い顔…どれもリアルで「あるある!」ってニヤニヤしちゃった🤭 特にアイリスとの「ラーメン屋しか行かないのバレてた」エピソード、恥ずかしがる主人公が可愛すぎん??🍜💦 誘いに乗ってやるって最後の「ソウちゃん」呼びにもときめいた〜!2人の距離感すごくいいね🔥続きめっちゃ気になるよ!