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元々イシダさんのシェルターまでの行き方は分かっていたが、一応鈴原教授にもシェルターの場所を詳しく教えてもらった。

なんでも元々は東京タワーという建物が建っていた場所らしい。カズヤさんの記憶にも出てきてないので相当昔なのだろう。その場所にカズヤさんがシェルターをイシダさん達のために確保していたそうだ。何か特別な場所なのだろうか。


イシダさんのシェルターに着いた。屋根白一色で、鈴原教授のシェルターと同じく中の様子が全く分からない。彼らもカズヤさんの親ということで隠れなければならないのだろう。

シェルターの入り口が見つからない。僕は仕方なく白ずくめの屋根をノックした。もうすぐイシダさんと会えるのだ。長く声は聞いていたが顔を合わしたことはなかったので、僕は少し緊張していた。しばらくすると中から声が聞こえた。


「adamくんか!?」

僕が「はい!」と答えるとシェルターの屋根が自動ドアのように開いた。そして中にはイシダさんがいた。

カズヤさんの記憶のイシダさんと比べると、老けているように見えるが、僕を見て元気な声でこう言った。

「そろそろ来る頃だと思っていたよ。よく頑張ったな!」

僕はイシダさんにこう言った。

「本当に大変な旅でした。」

僕の想像してた通りのイシダさんでなんだか少し安心した。

シェルター 〜A Journey of Weaving Emotions〜

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