テラーノベル
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「私とその人、どっちをこの会社に残すのか選んでよ!」
杏樹の剣幕に、奈緒は胸が苦しくなった。
どうしてここまで嫌われてしまったのかは分からない。
これまでずっと会社に貢献してきた優秀な杏樹と、何の結果も出せていない自分。
そのうえ杏樹は、白名の恋人なのだ。
どちらを選ぶかなんて、火を見るより明らかだった。
「……悪いけど、アン。僕は両方選ぶよ。ふたりとも僕の会社に必要な人材だ」
「佐黒さんは?」
杏樹が挑むような表情で、佐黒に問う。
「右に同じだ」
「馬鹿! 浮気野郎!」
杏樹は白名を突き飛ばして、逃げるように走り去っていった。
「あ、待ってください!」
当然だが、奈緒が叫んでも杏樹は足を止めなかった。
「白名さん早く、榊さんを……どうしたんです?」
白名は痛みに耐えるように蹲っていた。
突き飛ばされた際、当たり所が悪かったのだろうか? ****************
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ruruha
233
#一次創作
ruruha
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シュメール
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コメント
1件
杏樹の秘密、まさか佐黒さんへの片思いだったとは…!途中まで私も奈緒と同じで白名さんとの関係を疑ってて、最後の「従姉」で全部ひっくり返る感じ、めちゃくちゃしんどかった🥀💜 でも杏樹があんなに可愛い女の子だったなんて、奈緒に抱きついて泣くシーンで完全に心掴まれたよ…🤍 白名さんの薬の量が増えてるのも気になる展開だね。次が待ち遠しい…!