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洋平は、帰ってすぐにシャワーを浴びて出てきた。
いつも通り、髪をタオルでワシャワシャ
下はスウェットパンツを履き膝下まで上げている
上は裸で、胸板を見せている
きっと美優が喜ぶと思っている
美優がわざと、ジーっと見つめる
「ん?」両手を広げて笑ってる
「ふふ、やると思った」
「おいでよ」
「ふふ」
笑いながら、ソファーから見てる美優
「美優〜」と、走って抱きしめに来た洋平
「ふふふふ、もう〜」
「なんで来ないの?」
「見てただけだもん」
「来ないから迎えに来た」
ぎゅー
ソファーに倒す
「ふふ、バカだね〜」
「ぎゅーしたかったから…」
「そうなんだ」
チュッ
チュッと返す美優
「え!」
洋平は驚いた顔をしている
もう一度チュッ
「美優〜♡」
久しぶりのソファーでイチャイチャ♡
「ふふ」
「もう終わり!って言わない?」
「ここちゃんが起きるまでね」
「うん♡」チュッチュッ
「ホント元気だね〜」
「うん、まだまだ元気だよ」チュッ
「洋平カッコ良かったから…」
「あ、だからか…今日は素直。嬉しい〜」チュッ
「小学生の頃は、キャプテンだったって聞いてたけど、高校生の頃もだなんて知らなかったよ。」
「あれ?そうだっけ?」
「うん、高校生の時の写真、見る前で終わってる」
「そっか〜実家だもんな」
「元カノと一緒に写ってるのかと思った。」
「あ〜一緒には、写ってないけど…」
「あ、そっか、同級生は、写ってるよね。」
「うん」
「それは、仕方ない。どの人か教えてね。」
「気にしない?」
「気にしないよ。」
「分かった。」
「ま、恐らく…」
「ん?」
「胸は大きいよね?」
「いや…」
「ふ〜ん、あ、だからすぐに別れたんだ」
「美優、人聞き悪いなぁ〜性格の不一致だったの」
「なるほどね…」
「洋平!私の胸が小さくなっても変わらない?」
「変わるわけないよ」
「Fぐらいあったのに、もうDぐらいまで落ちてきたね。断乳したら、またCぐらいまで落ちそう…」
「そんなの気にしないよ!」
「どの口が言ってるのよ!1番気にするくせに…」
「そりゃあ、こんなのが目の前にあったら、嬉しいよ。でも、美優は胸だけじゃないから…」
「そうだけど、散々オッパイ星人で、大きいのが好きって言われてたら、小さくなったら、気にするよ。」
「ごめん…」
「なんか、最近、急に萎んできたからショックなの」
『え?そんなに?』
「大丈夫だよ。」
「洋平、浮気しない?」
「しないよ。最近美優、そればっかり気にしてる。」
「そうだね…だって又、胸の大きな元カノに会って、 洋平のカッコイイ姿を見て、自分の胸がどんどん萎んで行ってたら、自信なくすよ…」
「そういうことか…そんなの美優は気にしなくていい。俺は美優が大好きだから…♡」
「う〜ん…」
「何?まだ不安?」
ぎゅ〜っと抱きつく美優
「あ〜幸せ♡」
グスン
「え?どうした?」
「分からないけど、勝手に涙が…」
「美優〜そんなに…」ぎゅーっと抱きしめる洋平
抱きしめながら、頭を撫でる
「大好きだよ、美優」
「うん」
見つめ合って…チュッ
「最近、私、おかしいよね?」
「うん、俺は嬉しいけど…」
「ん?」
「ん?」
「いや、まさかね…」
「え?何?」
「洋平!」
「何?」
「あー多すぎて分からない…」
「ん?」
「作った?」
「何を?」
「赤ちゃん♡」
「えーーー?いや…まだだと思うんだけど…
あ、時々ごめんなさい…」
「嘘!」
「マジ?」
「いや、分からないけど、最近情緒不安定で…」
「微熱は?」
「分からない。」
「買って来ようか?検査薬」
「いや、まだ違うかも…生理前かもしれないし…」
「俺が調べようか?」
「え?ヤダ〜先生じゃないんだから…」
「はい、大丈夫ですよ?ラクにしてください。」
「ふふふ、昔やってたの?」
「よく言われるでしょ?検査する時。」
「そうだけど…」
「見せて♡」
「イヤよ」
「なんで!」
「ごめん、もう少し待つから大丈夫。それなら、また胸が大きくなるはずだし…ホルモンバランスが崩れただけかも…」
「そっかあー」サワサワ
「どさくさに紛れて何触ってるの?」
「確認してるの!生理前、美優はいつも胸は、痛いから触らないで!って言うから…」
「あ、そうか。でも、妊娠した時も敏感になってたような…まだ痛くないなぁ」
「先っちょは?」
「あ、少し…って何触ってるのよ。」
「違うよ!美優の一大事だから、ちゃんと調べてるんだよ。真面目に…」サワサワ
「絶対、違うよね?趣味よね?好奇心よね?」
「そんなことないよ♡」
『幸せ〜』
「もう大丈夫だから…」
「じゃあ、正式に《《作る》》?」
「今は、いい…」
「そうか、残念…」サワサワ
「いつまで触ってるのよ!」
「う〜ん、美優、ちょっとだけ…ペロ」
「バーカ…あっ…もう!」
「ふぇふぇ〜あーーー!」
「あ、ここちゃん起きた」
「ここちゃ〜ん…なぜ?このタイミング…」
しばらくすると、
美優には、月のモノが来た。
順調に来ていたのに、2週間半も遅れた。
ハードスケジュールだったし、寝不足や育児、
家事の疲れもあり、身体に負担がかかり、
ホルモンバランスが崩れて、遅れたのだろう。
しかも、洋平の元カノの存在。
痩せて、胸が小さくなってきたことへの不安。
色々重なり、洋平が浮気するんじゃないか?と、 勝手に思って不安になったり、涙脆くなったり…
妊娠したのか?と思った。が…
違った。
|年子《としご》で出来ても、また育児が大変だから、やはり、少し間をあけたいと思っている美優。
ラブラブしたくて仕方がない洋平。
美優が好き過ぎて…のことだけど、やはり、今すぐ 2人目が出来るのは、ハードになるのが目に見えている。
「洋平!来ちゃった…」
「ん?そっか…なら、まだチャンスはあるから… 美優、今、疲れてるから、その方が良かったよ。 ちょっと休憩しよう。」
「うん。」
「ん?欲しかった?」
「ううん、まだイイけど…洋平は、もう欲しいのかなあ?と思ってたから…」
「ううん、美優が元気じゃないと…今じゃなくてイイよ。」
「なら良かった。」
「おいで」
美優は、ソファーに座ってる洋平の横に座る。
洋平は、ぎゅーっと美優を抱きしめた。
美優も洋平の背中に腕を回し抱きしめた。
「体調、大丈夫?」
「うん…ちょっと遅れたから、お腹が痛くて腰がダルい。」
美優の腰を摩る洋平。
「早くラクになりますように〜」ナデナデ
「ありがとう〜」
「美優が元気ないのは、ツライからなぁ〜」
「元気だよ。最近ちょっとハードだったからね…」
「だよな…俺のせいだな」
「ううん、そんなことないよ。披露宴が出来て嬉しかったし、友達にもいっぱい会えて嬉しかったし…」
「なら、良かったけど。
美優〜!何も気にすることないからな」
「うん…」
「俺は、美優が大好きだから…1番大事!」
「うん。ここちゃんは?」
「もちろん、ここちゃんも大事だけど、前にも言ったように、美優は特別だから…俺の中の1番のままだから…これからも、ずっと…」
「そうなんだ…」
「うん、だから、何かあったら、何でも言って欲しい…」
「うん、分かった。」
「美優の1番は?」
「う〜ん、ここちゃんと洋平、どっちも1番」
「そりゃあ、そうだよな。」
「洋平、大好きだよ〜」
美優からキスをする
「美優〜♡」
『あーたまらん!でも、我慢我慢』
また、美優からキス
『キスだけならいいのかな〜?』
そのまま、キスをする洋平
「ふふ」
『あー美優の笑顔サイコー!』
しばらく、抱きしめていた。
翌週から洋平は、土曜日には、フットサルの練習に行くようになった。
夜の練習だったり、午前中練習試合だったり…
日曜日には、家族と過ごす。
夜の練習から帰ってきた洋平。
「ただいま〜」
「お帰り〜」
「今日さ、航平が来たんだよ」
「え?そうなんだ。」
「うん、絶対嫌がって来ないと思ってたのに来たから驚いたよ。」
「良かったね。久しぶりに兄弟でフットサルが出来て」
「うん、アイツの方が5つも若いから、やっぱりよく動いてくれるから助かる」
「ふふ、やっぱり、歳には勝てないか…」
「まあな、俺も頑張ってるんだけどなぁ」
「うんうん、頑張ってると思うよ」
「美優〜♡」
「あ〜お風呂お風呂!」
「あ、そうだな、今、露骨にイヤがった?」
「ううん、そんなことないよ。ふふ」
1歩後退り…
「ほら」
また1歩下がる
「洋平が一歩前に来るからでしょ!」
「やっぱり、イヤなんじゃん!」
「わざわざ汗の匂いを嗅ぐ趣味はないわよ」
「ふ〜ん」
お風呂に向かうフリをして、また美優に近づく
「もう〜!」逃げる美優を追いかけ回す洋平
「子どもか!」
「ふふふふ」
「バーカ!早く入ってきてよ」
「分かった」
ここちゃんが、ジーっと見ながら、
「きゃっきゃ」喜んでる
「ここちゃんは、面白かったよね〜」
「あ〜もう、ダメよ、そんな手で触っちゃ!」
「分かってるよ。ママ怖いね〜」
「洋平!」
「はーい!ここちゃん待っててね〜」
ようやくお風呂場へ行った洋平
「ホント子どもなんだから…」
『航平くんが来てくれて、嬉しかったのかなぁ? 良かった。』
お風呂から上がってきた洋平。
髪をワシャワシャしながら…
「今度、ワンデーの試合に申込むらしいから、美優も観に来てよ。」
「そうなんだ。分かった。」
『と、いうことは、航平くんも来るんだなぁ、なんとなく気まづくないかなぁ〜気にし過ぎかな?』
「航平が美優とここちゃんは?って聞いてたから…」
「そうなんだ。」
『ビクッ!何も悪いことしてないのに…驚いた』
「この前は、来てたけど、今日は夜だし来てないって言ったから、じゃあ、また昼間なら来るんだ!って、ここちゃんに会いたがってた。」
「そうなんだ…」
『そうだよね、ここちゃんに会いたがってるんだよね。良かった。』
「美優?」
「ん?」
「綺麗に洗ったよ♡」
「あ、はいはい」
「え?来ないの?」
「あ、」
黙ってぎゅーっと胸に顔を埋めて
抱きしめられた
「これ、なんの儀式?」
「美優が俺の胸板が好きだから、抱きしめる儀式」
「何よ、それ?」
「だって、1番最初に美優が抱きついたから…」
「そうだっけ?」
指で洋平の左胸を撫でる
「あ、美優そこは…♡」
「え?ふふ、もう〜〜」
余計に、優しく優しく撫でてあげる
「あー美優〜♡」
「ふふ」
乳首をイジる
「あ!硬くなった」
「あ〜ん、美優〜♡」
「ハハハハ」
舌で刺激する
「あ〜ん、美優ちゃ〜ん♡」
「ハハハハ変態〜!」
「誰が変態?こんなカラダにして〜♡」
「ふふふふ、もうヤダ〜」
「え?美優ちゃんやめちゃうの?」
「うん、終わりよ」
「何その急に我に返るパターン」
「え?だって出来ないよ、洋平がツライだけじゃん」
「そうだね…美優、色々なパターンがあるでしょう?」
「あーないない!」
「はあ、ダメだ今日は、冷めてる…」
「ごめんね〜今日は休業!」
「残念…来週お願いしま〜す!」
「あ、ウチ予約取ってないんで…」
「はあ〜虚しい…」
「ホント、おバカな夫婦よね、ふふ」
「楽しい夫婦だよ〜」
サッと服を着て、ソファーに居る美優の側に来て、 美優を後ろから包み込む
「大好き」
「知ってる」
「あら今日は塩対応!」
「そんなことないでしょう?」と、後ろに顔
を向けたらキスをした洋平
「ね?」
「ふふ」
「明日、休みだね〜ここちゃんと大きい公園でも行こうか?」
「うん、イイね〜」
優しいパパ、優しい旦那様で幸せだよ