深澤side
深「じゃあこれで、試しに作ってみよ、!わら」
Tシャツのラフ案が決まり、作ってみることに。
特殊な紙に描き、アイロンでプリントする。
あべちゃんは原稿を考えているらしい。
深「できた〜、わら」
水「……できた、けどっ、」
背中に隠して見せてくれない。
深「なぁんで、見せてよ、わら」
水「うぅ、」
深「……おぉ、」
これは、?
服のよくわからん上の口のところに引っ付けてあって、着れない。
アイロンは付けっ放しでプスプス言ってるし、
佐「やばい、火事になっちゃう、」
水「ごめん、実は私、不器用で……」
何それ。
可愛すぎない、?
最高かよ、ギャップ……
好きがどんどん増していくんだけど。
中毒注意報出ちゃってるよ。
あぁあ、ハマってっちゃう。
深「そっか、じゃあ、Tシャツはやっとくから、挨拶の練習してきたら?」
離れるのを名残惜しく思いつつ、あべちゃんにバトンタッチをした。
阿部side
……はぁ、はぁ、なんなんだ、これ。
さっきから、瑠奈を見るたびに、
目に花火が映る、あの日 の記憶が蘇ってきて。
……ぼー、っとなる。
水「阿部さんッ、」
阿「あ、瑠奈っ、笑」
なんだ、その走り方。
かわ……
……何考えてんだ、恋じゃない。
俺はreceptorなんだ、selector じゃない人に恋なんか、
……そうだ、恋は、しないって決めたんだ。
水「えっと、原稿できましたか?」
阿「うん、これの、この部分読んでくれるかな、?」
水「あ、はい、原稿作ってくれて、ありがとうございますっ、!」
阿「んー、あべちゃんとかでいいし、敬語もいいよ?」
水「へッ、……ふっかさんにも言われたんですけど、難しい、笑」
阿「んまぁ、ちょっとずつでいいし、混ざっててもいいよ❓笑」
水「んぅ、頑張ります、いや、頑張るッ、笑」
……胸の奥の、この熱い気持ちはなんなんだろう。
阿「……佐久間ぁ、」
佐「もー、恋だって言ってんじゃん、。」
阿「……恋じゃ、ないッ、」
佐「……美亜のこと、まだ引きずってんの?」
阿「……当たり前でしょ、。」
美亜は、昔の俺たちのお姫様。
昔と言っても、2年前。
……翔太と俺は特に沼っていた。
好きだったのに、美亜は、美亜は、もう、
佐「あ、いいこと思いついたぁ、笑」
阿「なに?」
佐「瑠奈に恋愛相談しちゃいなよ。」
阿「……え?どゆこと、。」
佐「瑠奈に、好きな人がいるんだけど…って言って、相談してみれば?わかるんじゃないかな。」
阿「…んー、まぁ、やってみる、。」
阿「……俺さ、好き、かもしれない人いるの。恋愛相談乗ってくれる?」
そして俺は今、好きかもしれない人に、恋愛相談をしてます。
俺の話を否定もせず、ただ頷いて聞いてくれた。
それだけでも、結構救われた。
阿「俺はトラウマがあるんだよね。なのにッ、一目惚れなんて、」
水「んー、恋の仕方は関係ないんじゃないかな?好きだったら、堂々と好きっていえばいいし、」
阿「そっかぁ、一目惚れでも、いいのか、…… 瑠奈は、?俺の好きな人が瑠奈だとしたら?」
水「……んー、そっかぁ、
普通に、嬉しいかな、?誰かに好きって言ってもらえるって、とっても幸せだしっ、!
一目惚れなんて、されるわけないけどねっ、笑」
そう言って立ち上がると、手を振って、去っていった。
目の前の人が、一目惚れで、今。
恋に堕ちた事も知らずに____
“ 理屈じゃ止められない Dont stop
危険と知りながら Hold on
堕ちてかない様に Baby その時点で術中に”
メッセージ 理屈 止まらない 危険 堕ち 術中
“ 君がくれた Is this love?
甘い微熱 心満たす笑顔
2人でいると優しい気持ち胸に広がる”
メッセージ 甘い 笑顔 優しい
阿部 亮平 receptor —-→ killer
水島 瑠奈 selector ( 6 回 目 )
コメント
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この調子でコンプしちゃお!w
今回もめっちゃ素敵だった〜♪(* >ω<)