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コメント
13件
すご!!
こういう長文小説大好きだからマジでありがたい.ᐟ.ᐟ 今回も小説書くの上手だったよ.ᐟ.ᐟ
1,小学生の夢
お昼寝をしてたはずなのに気づいたら教室の中にいた。
「うわ、あおい菌ついた〜!最悪〜」
『あおい菌』その言葉に無意識に反応する。
思い出したくもない単語。
忘れもしない、6年前。
これは…夢?
僕が小学5年生だった頃の嫌な思い出が再現されているようだ。
親の都合で引っ越してきた僕は、転入早々いじめの対象となった。
根暗でパッとしない僕はきっと虐められて当たり前なのだろう。
クラスメートは冷たい目で僕を見たり、気まづそうに目を逸らしたりしている。
でも誰1人僕の味方なんかしない。
夢の中なのにやけにリアルすぎて吐き気がする。
早く目覚めたくても景色は変わらず教室の中。
逃げ出そうとしても身体は全く言うことを聞かない。
「なぁ。早く出てって?邪魔。」
冷たい声でそういうのはクラスの中心的存在のゆうき。
ゆうきの言葉に周りの人はくすくすと笑う。
「ねぇ、聞いてんの?無視すんなよ。」
肩をどつかれてバランスを崩した僕は床に尻もちをついた。
そんな僕を見てゆうきとクラスメートは笑う。
おねがい早く目覚めて。。。
そう願った時時空が歪み始めた。
あ、終わる。もう、辛い思いをもう一度体験しなくていいんだ。そう思った。
これから地獄がはじまるとも知らずに_。
次に目が覚めた時、保健室のベットに寝ていた。
ベッドから起き上がると頭がずきずきとする。
どうゆう状況なのか、ここがいつなのか何もわからない。
一旦近くに先生が居ないか確認するために、カーテンを開けて保健室を見回すと近くの机に先生がいた。
「先生。」
「あら起きたのね。頭痛いのはなおった?」
「あ、はい。」
状況は分からないが、先生に話を合わせておく。
「今昼休みだから落ち着いたら教室戻りなさい」
優しく微笑む先生に会釈をしてから、ベッドに座り込む。
ここの夢がいつなのか、確認する方法を考えた。
どうしようかと考えていると確認する方法はすぐ近くにあった。
俯いた時に見えた体操服に書いてある『6-2』という字。
さっきの夢の1年後の夢だと理解した。
考えることは自由にできるのにやっぱり好き勝手動くことは出来ない。
自分はゆっくりと起きてドアの方に向かう。
教室に帰ろうとしているのだ。
いやだ。嫌だ。、そんなこと考えても止まることはない。
6年生。5年生よりひどいいじめを受けていたのを思い出す。
無視はもちろん、たまに手を出されることもあった。
先生は見て見ぬふり。親は僕に無関心。
僕の居場所なんかどこにもなかった。
苦しい、しんどい、辛い。どこにも吐けないこの気持ちを抱えながら僕はずっと生活してたんだ。
そんなことを考えてる間に教室につき、ドアを開ける。
僕が自席に行こうとするだけでも笑いは起きる。
ところどころから小声で悪口なんかも聞こえてくる。
自席に座るとほぼ同時にチャイムがなって、クラスメートはそれぞれ自分の席に行く。
少し遅れて先生が入ってきて授業が始まる。
授業中も落ち着くことなんかない。
消しカスを投げられたり、手なんかあげてないのに「あおいが手あげてる」なんか言い出す男子も出てきて。
辛いしんどい、早く逃げたい。
そう思うとまた空間が歪んだ。
ああ、やっと終われる。そう思っていた。
新しい長編小説かいてみた。
更新多分遅いけど気が向いたらかいてく~
長いけど読んでくれたなら嬉しいなって思います(՞ ܸ. .ܸ՞)