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波風 かなで
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状況が絶望的なRTA。もう始まってる。
ということで今回は、ヒロイン3人とホモくんによる修羅場からお送りいたします。
た す け て 。
こんな状況どうすりゃあいいってんですか! 敵うわけないだろ!(大嘘)いい加減にしろ!
…ま。勝てるんですけどね(桜井風)
え? 勝てないと思ってます? 私ですよ? この! 私! ですよ?!
勝てますよお~。…あとの事を考えなかったらね。
ええい! つべこべ言ってられるか! 早くやろうぜ!(戦闘狂)
「中田…。よくも…よくも中田を…!!」
琥珀が手を握りしめて叫んでます。叫びたいのはこっちですがね。
「お前! 堀内萌黄…。許さない…! 絶対に殺す…!」
お嬢様っていったい何なんでしょうか。こんな荒々しい口調使って…。爺は悲しいですぞ(?)
私が一人でボケてる裏では、ホモくんが必死に弁解しています。
<違う! 誤解だ! 死んじゃいない!
「じゃあなんで倒れてるんだ!」
<気絶させたからだ! そもそも、死んだら塵になって現実世界に戻されるだろ!
「でも、お前が中田を傷つけたことは事実だ!」
<…それずるくね?!
あらら。やっぱり弁解の余地なしって感じですね。チャートによると、5%くらいの確率で弁解できるんですが、今回はダメみたいです。くそが。
「そこの人! この男と戦おうとしているんですよね?!」
「…え。僕? …まあ、そうだけど…」
「共闘してくださいまし! お名前は?!」
「……シャイタン…」
「私は煌崎琥珀ですわ!」
おお…すーごいマシンガントーク…。シャイタンも引いてますよ。
……画面端でぽかんとしてるルナリスがなんかかわいそうですね。
さて。ここからの作戦としては、シャイタンはホモくん。琥珀はルナリスに対応してもらいます。
なんでって? 決まってるじゃないですか。シャイタンには即死の魔法がいくつもあるんですよ? ルナリスに任せられるわけないじゃないですか。
それでは、その旨をルナリスに伝えてもらいましょう。
<ルナリス。どうやら戦闘になるらしい。…銀髪の方は俺がやるから、お前は後から来た方を頼む。
「え。あ。うん。分かったよ」
二つ返事(空耳)で分かってもらえたみたいですね! 頑張れルナリス! あいつ近接弱いから!
…さて。では、ルナリスの顔すら確認せずにシャイタンに突進していきましょう。遠距離では、彼女の思う壺です。
「―っ、早…っ!」
はっはっは! そりゃあそうだろう! 私の回避の実力に任せて、[縮地]を連打してるんだからな! 魔法のコースが甘いぜシャイタンちゃあん!
ホモくんがシャイタンへ接近を果たし、細い喉元に向けて[地獄突き]を放ちます!
「う……おおっ…! あぶな…っ」
ちっ! 躱されたか…。
流石シャイタン。序盤ではありえない実力をしているだけあります。回避性能まで普通のヒロインとは一味も二味も違います。
さあ! 続いて、しゃがんで[地獄突き]を躱したシャイタンの脳天に向けて、[肘鉄]を打ち落とします。
「んにぃいぁ…!!」
…ええ…(ドン引き)
なんで防御魔法が間に合うんです…?
―っていうか待って! この至近距離…! 魔法を外す要素なんてどこにも…!!
「離れて…!」
…シャイタンの闇魔法がホモくんの腹に直撃しました。ホモくんの体が宙を舞います。ああホモくん…死んでしまうとは情けない。
メガトンコインしてしまいました…。これで本RTAも終了です。
ご視聴ありがとうございました。
…ま。嘘なんですけどね!(食い気味)
[根性]! 発! 動!!
…ということで、ホモくんはHP1でなんとか踏みとどまりました。
並みのプレイヤーなら、絶望して天を拝む展開なのですが、私は違います。
このゲームでは、HPが低くなるほど攻撃力が増すという仕様があります。
それすなわち意味することとは…?!
もちろん。ホモくんの無双劇です。
宙に打ちあがったホモくん。目から光が消えていきますが、地面に着地する寸前で、彼の目に再び生気が宿ります! 行くぞホモくん! 快進撃じゃ!
着地隙を[縮地]で消し、着地狩りをしようとしていたシャイタンの魔法を躱します!
「…っ?! なんで死んでないの…? っていうか、さっきよりも早…っ!」
ホモくんが死んでないことにびっくりしてますね。当たり前と言えば当たり前です。
さあ。再び[縮地]を連打して、シャイタンとの距離を詰めます!
「学習しないね…!」
シャイタンが防御魔法の構えを取ったところで、今度はさっきと違う行動に出ます!
地面に落ちてる石ころを拾って、投げる!
このゲームの防御魔法は、一回の発動で、一つの攻撃を無効化する。という内容なので、これでシャイタンは隙だらけ!
さあシャイタン! 観念してこの[正拳突き]を食らえ!
「あ…甘い! ―っ!?」
ふっふっふ。避けたな? シャイタン…。その行動を取ることは、予測済みなのさ…!
[正拳突き]に気を取られているシャイタンの視界の外から、[回し蹴り]を当てます!
「ひ、ひい…!」
すてーんっ! と豪快に転んだシャイタンの顔に、[掌底]を叩き込んで、ノックアウト! シャイタンが塵になって消えていきます!
やったー!! 勝ったー!!!
…おっと。まだ油断できません。ルナリスの方は……うわあ…。
「ゆ…許してくださいまし!」
琥珀、ルナリスの馬乗りされてますね…。しかも、惨めに命乞いまでしてます。
あ。こっちに気づいた。…負けてるっていうのにすごい剣幕…。
「堀内萌黄! 助けてくださいまし! お礼ならいくらでもしますわ!」
「…あ。堀内君」
<…ルナリス。さっさと楽にしてやれよ。
「いや…ここまで命乞いされちゃうと、とどめも刺しづらくて…」
<…殺さないと一位を逃すかもしれないぞ?
「…それは嫌だね」
「え。ちょ、ちょっと待ってくださ…ひんっ…」
…散り際まで情けないですね…。お嬢様って何…?
ルナリスは春休み中にホモくんからの助言でパワーアップしてますからね。近接が疎かになっている琥珀相手に、負ける要素がありません。
<お互い無事でよかったな。
「うん。でもさ、堀内君。その…服が…」
ん? 服?
…お…おおう…。お腹のところ、服が円形になくなってます…。
ホモくんの素晴らしい腹筋が世間にー!
<あれ、いつの間に…。
「…す、すごい筋肉……」
…ルナリス? ここは健全なチャンネルのはずなんですが?
ですが、好感度は十分のようですね…。へへへ、最高だぜ…。
…ということで、シャイタン&琥珀戦が終わりました。苦労させられましたが、これで安心……はできないです。
なぜって? そんなの決まっています。まだ出会っていない(推定)のヒロインが二人も残っているからです。
…ちょうどいいですし、ここらで残りのヒロインのスキルなどについて説明しておきましょうか。
さて。まず一人目、メグ・ジ・カーターについてです。
彼女は、ガンナーです。つまり、銃を使ってくるということ。
遠、中、近距離のほぼすべてをカバーすることができる彼女は、ホモくんとルナリスとは相性がとても悪いです。
そして、安倍葛葉。前回説明した通り、陰陽師です。
服装が真っ白で、戦場ではとても目立つのですぐに分かります。
続いて、能力についてです。式神を使った索敵や戦闘。そして、近接格闘術。遠距離への攻撃方法こそないですが、幼いころから叩き込まれてきた様々な術がホモくん達を阻んできます。
この二人の中でも警戒したほうがいいのは、メグの方ですね。
遠、中距離のほかに、近距離もカバーできると言いましたが、彼女の近距離格闘術はガン=カタです。
ガン=カタというのは、銃を用いた近接格闘の事で、これがかなり厄介です。
…なぜって? 私がガン=カタへの対策を怠ったからだよ。
メグはヒロインたちの中でも出会いにくいヒロインなので、今回も大丈夫だと思っていたのが裏目に出ました。最悪です。
葛葉については、探知されたら式神を殴っておびき出せばいいのでそこまで苦ではありません。それが唯一の救い。
…説明があらかた終わったところで、顔を真っ赤にしてホモくんをチラ見しているルナリスを現実に引き戻して索敵を再開しましょう。
<…ルナリス。そろそろ行こう。
「うぇ。あ…う、うん! そうだね!」
挙動不審だな…ルナリス(刃牙感)
まあ[稀代なる純情]持ち(暫定)のホモくんが、ルナリスの異変に気付くわけもなく…。
まあ別に、今の段階では気づいても気づかなくてもいいです。なんなら気づかない方が、会話が少なくなるのでタイムの短縮になっていいですね。
(少年少女&実況者索敵中…)
―ドバンッ!
あっ…(察し)
この独特の銃声。明らかにメグですね。暫定が確定になりました。
普通に攻略するのであれば、メグとの戦闘はできるだけしたくありませんが、残念ながらこれはRTA。ここで会話のフラグを作っておくことで、後々の学校生活でもメグとの会話がスムーズになります。
じゃけん。メグと戦闘しに。イクゾー!
「およよ? 誰が来たかねー?」
ホモくんが銃声のした方に走って行くと、黄金の髪を揺らしながら、銃を両手に乱舞する女の子がいました。予想の通り、メグです。
<そんなでかい音出してたら、様子を見に行くのは当たり前だろ。
「ははー、確かに。さながら、飛んで火に入る夏の虫だね」
<…それ誤用な気がするぞ。
「あり、そうなの? やっはー。やっぱりこの国の言葉は難しいっぜ」
そう言いながらメグは、二丁の拳銃をふともものホルスターにしまいました。かっこいい!
「そんでさー。戦うの? それとも逃げる?」
<戦わないわけないだろ。それが勝つための条件なんだから。
「はっはー。確かにそうだね。じゃあ問答は無用か! んじゃーさっさとやろうぜー」
メグがアサルトライフルを取り出してきました。ホモくんも戦闘態勢を取ります。
ルナリスよ…手出しは無用だぞ…。あっ。ピンチになったら助けてね!
<行くぞ。
「いつでもどうぞー」
では、いつも通り[縮地]で距離を詰めましょう。―おっと。
メグがライフルを撃ってきました。先ほどの戦闘のせいでHPは1なので、少しのダメージだってご法度です。
「お。お。おー。この距離だぜー? なんで避けられんのー?」
<修行の成果としか言いようがないな。
よし。それなりに近づけました。この距離から、多分ガン=カタに切り替わるはず……お、やっぱり。
アサルトライフルを投げ捨て、ふともものホルスターに収納していた二丁拳銃を抜いています。
本来はカウンター重視で立ち回るのがいいんですが、残念ながらカウンター技なんてゲットできてないので、ここは手数で押す戦法を取ります。シャイタン戦でも言いましたが、ここからが私の腕の見せ所です!
まず[縮地]で超近距離まで距離を詰めます。そうしたら、ホモくんに銃口が向けられている右の銃を取り押さえて振り払う!
地面に落ちた拳銃は、蹴って遠くに転がしておいて…。
すかさず飛んできたメグの膝蹴りを左手で止めて、逆に脇腹に向けて[回し蹴り]!
「ううぇえっ?!」
決まった!
…と、喜んでいる暇はありません。左手の銃の銃口で、こめかみを突こうとしてきたメグの左手首を掴んで突きを阻止します。
そのまま銃口を空に向けたら、あら不思議。銃から弾が三発も発射されたではありませんか。
これは、見た通り銃による突き技ですね。しかも、それを阻止した後にも弾丸を発射してきます。隙さえ生じぬ二段構え…。俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。
今説明したこれは、メグの専用技である[スラストドロウ]ですね。覚えててよかった…。
「…君い、なぁんで見えるんだーい?」
<さあな。俺も、自分の目がいいって初めて知ったよ。
「なあーにそれー。ずるーい」
からからと笑いながら、メグが地面に落ちていたアサルトライフルを拾います。
一丁目の銃は…よし。ホモくんの真後ろに落ちてますね。この位置なら、戦闘中に拾われる心配はほぼないと見た。
…まあ一応、拾いに来ることは警戒しておきましょう。
では、もう一度メグに向き直りまして。どうぞ。
メグが撃った一発目の弾丸をジャスト回避で躱し、それによって生じた数フレームの無敵時間中に残りの弾丸をやり過ごします。
メグは一度引き剝がしてからが厄介ですからね。攻撃を加えたことに安心せず、最後の最後まで気を抜かないことが大事です。
そう言っている間にも、ホモくんは何発もの銃弾を躱しています。流石だぜ…。操作してるのは私だけど。
相変わらず[縮地]を連打して距離を詰めてから、メグと近距離で対面します。
お、アサルトライフルをこっちに投げてきました。使ってもいいってことかな?
…まあ、そんな甘えたことが許されるゲームではないんですよね…。既に弾丸は撃ち切られています。
でもアサルトライフルを投げるなんて行動パターンあったっけ――え?
「そーい」
<ううっ?!
…おいメグ。お前いつの間にスペックになったんだ?
おっと。唐突な刃牙ネタ失礼しました。
メグが、アサルトライフルの弾丸を3発ほど、ホモくんの口にねじ込もうとしてきました。
刃牙で出てきた通りなら、多分顎を掴まれて弾丸を発火させていたはずです。おー怖。
※実況中にすみません。編集中の走者です。どうやらこの行動パターンは、最近のアップデートで追加されたものらしく、チャート君にも書いてありませんでした。完全に私のミスです。申し訳ありません。
…この後が気になるホモたちも多いでしょうが、動画の尺的に今回はここで終わりです。
ご視聴ありがとうございました(唐突)
コメント
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シャイタン戦の逆転劇、めちゃくちゃ熱かった…!「根性」発動からの低HPバフで攻撃力上がって無双し始めるの、RTA走者としての読みが深くて痺れた。メグ戦のガン=カタも良い意味でギミック凝ってて、「どう攻略するんだよ!」って画面の前で叫びそうになったわ。この作者さんの戦闘バランス設計、ほんとドンピシャで刺さる。続き待ってる🔥