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高校三年生・仮名:Rさん
“優しいね”って言われるのが苦しいです。
本当はそんなつもりじゃないし、
優しくしてるわけでもない。
ただ、怒れなくて、断れなくて……
それを“優しさ”って言われると、
なんか、嘘みたいで苦しくなります。
遥
「……それ、オレも同じだった。
“優しい”って言われるたびに、
本当は“何もできなかっただけ”って思ってた。
怖くて、傷つけたくなくて、
でもそれ以上に、自分が嫌われるのが怖かった。
それを“優しさ”って言われるの、痛いよな」
蓮司
「“優しい”って言葉、
時々“我慢してる人”へのラベルになる。
本当の優しさは、余裕や勇気のある人にしか出せないのに、
Rさんは、もう限界の中で人を気づかってる。
それを“優しい”なんて軽く言われたら、
心が削れるのも当然だと思う」
日下部
「……“優しいね”って言葉には、
“何もしなくていい理由”が含まれてることがある。
言う側は安心するんだよ。
“あなたは優しいから大丈夫”って。
でも、それはRさんの心を見てない言葉だ。
本当の優しさは、他人に見えない場所で、
静かに痛んでる」
遥
「オレは、“優しい”って言われるより、
“無理してる”って気づかれた方が救われた。
Rさんも、本当はそうなんじゃないかな」
🗝 三人からのことば
遥
「“優しい”って言葉に、自分を閉じ込めなくていい」
蓮司
「優しさの裏にある“我慢”を、
ちゃんと誰かに見つけてもらっていいんだ」
日下部
「“優しい”と言われて苦しいのは、
心が、もうそれ以上抱えられないほど優しかった証だ」