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1 - 第1話 恋人に依存はつきもの

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2023年01月23日

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自分の世界に閉じこもっていたい。

あるいは自分が愛している人とずっと一緒にいたい。

時間が許される限りお布団の中でずっとぬくぬくしていたい。

誰しもこんなことを一度は考えるでしょう。

私は毎日こんなことばかり考えています。考えても現実にはならない、そう甘くない世界に嫌気がさすことが多々あります。寝て覚めては同じことの繰り返し。ポジティブに言えば毎日同じようなことが続いているからこそ長期休みや予期せぬ休日、たまに早く帰宅できる日が幸せに感じるのかもしれませんね。だからこそ学生の私が学生ではないように感じる長期休みは私の幸せそのものでした。そんな私が綴る日々のつぶやきをまとめたものです。



恋人に依存はつきもの

私は依存体質です。好きな人にはなんだって一番に伝えたいし、嫌なことはしたくない、大好きと伝えたい時に伝えたい、そんなこと言ったら毎秒LINEで送るハメになってしまう。もしデートの時、会話の中に少しでも女の影が見えようものならば個人的にその日のデートは台無しだ。なぜならそのことしか頭に浮かばず、絡まってしまったネックレスのようにモヤモヤした気持ちが胸に絡まって絡まって、結局デートは終わってしまうだろう。



だから私は安定剤のような恋人が欲しい。

女の話は問答無用でするわけもなく。週4ペースで会いにきてくれて、不安なことを伝えたら「不安にさせた僕が悪いよごめんね。」と頭を撫でて、喧嘩をしたなら「僕が悪かった」と悪くなくとも謝って、プリンを買ってきてくれる。毎日「愛してる」となんの恥じらいもなく伝えてくれる。そんな人。



(あ、ちなみに私は『俺』でも『オラ』でも『自分』でもなく圧倒的に『僕』派です。)

ですが、そんな現代的王子様はなかなか居ない。何より自分自身が現代的王子様に見合うような人間でなくてはならない。そう考えたらなんだか疲れてきてしまう。恋愛において余裕がある人は男の気持ちを考え行動する人か、浮気や嘘に気づかない人、もしくは自分に自信がる人しか無理だと思うのだ。

だから私には依存していない”フリ”をすることしかできない。そうやってうまく自分を隠しながらも垣間見える本当の自分で相手をぞっこんさせたい。

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