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#🩷受け
みむら
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Nao
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みむら
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「早く入りなさい」
案内された先は茶室だった。
い草の匂い
一面に広がる淡い緑
畳の縁を踏まないよう、自然と足運びが慎重になる。
「あら。ガサツで野蛮な【雌豚】でも知っているのね。
てっきり作法も知らずに踏み荒らすかと思っていたわ」
皮肉とも感心とも取れる声音
褒めているのか貶しているのか訳がわからなかったが、オレの行動を見られてはいた。
出会った当初は優しい人と、好印象だったのに今は同一人物なのかと疑う程に、現状塩対応されている。
向かい合って座る。
畳の上に置かれた風炉から、かすかに湯の音が立っている。
袱紗を取り出す。
指先で丁寧に畳み、茶杓を清める。
静かな所作
茶筅、茶碗、棗
ひとつひとつを扱うたびに、空気が整っていく。
茶碗を両手で持ち、軽く一礼
茶杓で抹茶をすくい入れ、柄杓で湯を注ぎ茶筅を立て、細かく素早く点てる。
シャカ、シャカ、と小気味よい音
やがて、表面に細かな泡が整った。
茶碗を右手で持ち、左手を添え正面を避けるように、
茶碗を二度回す。
静かな一口
喉仏がゆっくりと上下する。
「どうぞ」
茶碗を両手で差し出され、
オレは茶碗を受け取った。
見よう見まねで彼の作法を真似て茶碗を回し、
同じ位置へ唇をつけた。
抹茶の苦味が口いっぱいに広がり、
嫌な顔になりそうなのを耐える。
何言われるかわからないから
「どう少しは楽になったんじゃなくて雌豚」
「宮舘くん、どうしてさっきからオレの事を雌豚と呼ぶの?今まではそう呼ばなかったのにさ…」
「そんなの決まってるじゃない貴方が『女』だから」
「えっ!?」
「胸元の印_Lilly@百合_は女だけなのよ」
そこでオレは慌てて隠そうと必死になってる姿を見て、宮舘くんにフンッと鼻で笑われた。
胸元が視界に入った時、驚いた事に薄っすらと消えかかり始めた。
「あれ、印が消えてってる」
そして身体の熱も引き始めていた。
これは一体
「どうしてか…わからなくて阿呆な顔滑稽ね、雌豚にはよくお似合いよ。発情を抑える方法については知ってるかしら」
「その…た、体液交換だろ?」
「間接的接触(間接キス)でもこうして、抑えられる訳」
そうか!さっきの椀で!!
やっぱり宮舘くんって、口は悪くなってオレに攻撃的態度だったけど、中身はいい人なんだ。
感動していたのたが
「いい事を聞いた!ありがとう宮舘くん!これでもう会長に【キス】してもらわなくても大丈夫じゃん」と叫んだのが良くなかった。
その一言で、空気が凍った。
「……会長と…接吻!?」
しまった。
宮舘の瞳が、冷たい光を宿す。
「あなた、本当に無自覚なのね」
一歩、距離が詰まる。
しまった…と思ったのは後の祭り
宮舘くんは鬼の形相でオレに接近した。
「会長としたんですの?」
「えーあのそのー仕方がなかったし、間接キスで治めるなんて発想が元よりなかったのと、オレから望んだ訳じゃなくて、会長からその…な」
「この雌豚ッ!!」
ドンッ💥
オレは畳の上に仰向けに押し倒され、両手を片手で固定され宮舘くんに乗っかられて抑えつけられていた。
指先が顕になっている消えかかっている胸元の印を撫でた。
「ここに今、口づけて誓ってやろうかしら…そうしたら同族の貴方も……どうせ叶わない思いなら、地獄に引きずり降ろしてこのままワタシと一緒に、一生苦しむといいわ」
指を胸元から下に滑らせ、少しだけ膨らみのある乳房に触れる。
ワタシには望んでも得られない天然物
憎たらしい
この貧相な身体で会長を誘惑したの?
力を込めて掴んでギュッと握った。
指が食い込む脂肪の塊
ただ、それだけなのに男が愛してやまないもの
泣き叫んでも非力な雌豚には敵わないのよ
「諦めなさい…」
胸元に唇を触れさせようと顔をゆっくり接近させ始める。
恐怖で引きつり錯乱する雌豚を見て、面白可笑しくて口の端が上がった。
あー楽しいわぁ
堕ちましょう一緒に…
バンッ
音が鳴り
宮舘の肩が弾かれ、
黒いペンが畳を転がった。
宮舘が顔を上げる。
そこに立っていたのは、怒りを露わにした会長
「……会長」
その視線は冷たく、氷のようだった。
「反吐が出る」
低く、押し殺した声に
茶室の空気が、一瞬で凍りついた。
コメント
1件
うわっっっ第66話読み終えたよ…!!😭💦 茶室の静かな雰囲気から一転、宮舘くんの豹変っぷりが怖すぎる…!!最初は優しかったのに「雌豚」呼び&畳の上に押し倒しって、ギャップえぐいよ…😨でも「一緒に堕ちよう」ってとこ、狂気と哀しさが混ざってて鳥肌たった… 最後の会長の登場、まじで救世主すぎる…!!!「反吐が出る」の一言で凍りつく空気、想像するだけで震えるわ…続きが気になって仕方ないんだけど!!🔥🔥