とある休日、すうあは悠穂とデートをしていた。
「今日はどこに行きますかっ!?」
幸せそうな明るい笑顔ですうあは悠穂に問いかける。
失感情症とは思えないほどの明るい笑顔で。
『うーん、そうだな…』
悠穂は斜め上を見ながら考えた。
そんな2人に猛スピードで向かっていく車が1台。
「フフッ」
悠穂とすうあは車に轢かれてしまった──
事故から10日。
「すうあ…すうあ…!」
「すうちゃん!」
かいあ達がすうあに呼びかける。
すうあは意識不明の状態だった。
「目覚めない…なんてことは無いよね…?」
美結は悲しく呟く。
「信じて待つしかないよ…」
アスカは美結を勇気づける。
「苗穂さん…」
そんな状態がしばらく続くと、すうあはゆっくりと目を開けた。
「すう!!」
菜乃羽がベッドに飛び付いた。
「すうあ!わかる?私!アスカ!」
アスカは必死ですうあの記憶を確認する。
「アスカ…皆さん…」
「良かった、ひとまず、記憶はあるみたいやな。」
すうあの様子を確認すると、かいあは安堵の声を漏らした。
「私は確か…悠穂君とデートしてて…」
すうあはゆっくりと記憶を辿って行った。
「そしたら急に痛みが…」
「その時に事故か…」
アスカが暗く呟く。
「許さない。」
菜乃羽はデザインナイフを構えながら言った。
「そうだ!悠穂君は!?」
「悠穂君はどこですか!?!?」
すうあが叫ぶ。
「……」
全員に沈黙が流れる。
「ねぇ…皆さん……?」
「嘘ですよね……?」
「落ち着いて聞いてな、すうあ。」
「悠穂は……」
はい、どうも澪彩です。
あらすじを見てもらったらわかると思うんですが、こちらはバッドエンドの世界となります。
まあ、この時点でチャットノベルで連載してる方がハッピーエンドだとネタバレしちゃってるんですが…
まあとりあえず、ノベルの方ではバッドエンドを描いていこうと思います。
どちらの作品もご愛読頂けると嬉しいです。
それでは、乙れい💜🖌
コメント
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やぁぁぁだぁぁぁぁ!!!←