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wadaken1
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「高橋先生が学校の校庭に人を埋めてた!」
「島先生は学校の先生と浮気してるんだって!」
まさきは嘘を流すのが大好き。まさきは嘘が上手なのでみんなすぐに信じてしまいます。
「えんまさんにワタを抜かれるぞ!」
大人達は揃ってそう言いました。
「ワタはハラワタのワタだ。」
おじいちゃんが言いました。おじいちゃんは昔からこの町に住んでいて、町の全てを知っています。
「ワタを抜かれたら生きては帰れない。…くれぐれも、嘘はつかないようにな…。」
しかし、そんなことをまさきが聞くわけありません。次の日も、また次の日も、嘘をついていました。
ある日のことです。まさきが1人で留守番をしていると、コンコン。誰かが戸を叩いています。戸の前に立つ、黒い影。
「えんまです。」
おじいちゃんの声だった。でも、おじいちゃんじゃなかった。
「まさきくん。あなたは嘘つきですか。」
まさきはびくっとして、思わず「いいえ。」と答えてしまいました。
「あら、そうですかぁ。」
そう言って、黒い影は消えました。やったぁ、もう安心だ。そう思ったのに。
「嘘つきには成敗を。…ね、まさきくん。」
ある日、ある町で男の子の遺体が発見されました。異様なことに、その男の子の腹には、ハラワタが無かったそうです。そして、もう死んでいるはずなのに、口を開いて、こう言ったそうです。
『嘘つきには成敗を。』