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かずき「…知り合いだった…?カインと?」

「うん。後ね、この世界はカインさんの書いていた小説と………酷似しているの。カインさんが書いていた作品の中に………」


「アカシック・レコードという作品があったんだ」

かずき「………え?だとしたらこの世界は…」

「そう………この世界はね」

「カインさんの手によって作られた世界だったという事だよ」

そこから月見は彼のことについて話した

彼は音楽が好きだったこと

ピアノのコンクールで優勝したことがある事も

「ここからはお母さんに聞いた話なんだけど、アカシック・レコードという作品はカインさんが最後に残した作品なんだって。16歳の時にこの話を作り出して、18歳でこの話を完成させたんだ。でも誰かに暗殺されてしまった…」

そう言って日記にまた目を戻した

リリックも日記を見た

「ねえ…よく見たら暗号のようなものが隠されてるよ……!コレが関係あるんじゃ………」


日記にはこう語られていた

janually 1st

*10作品の作品がようやく完成した。

2年もかかった。長かった。


リリック「そういえばこの家には5桁の数字を入力しないと開けられない場所があったはず…だとしたら……11102?」

月見「きっとそれだ!!」

召使い「そんな部屋が確かにありましたね。」

かずき「行こう!!」

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