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♡200だか300だか忘れましたけど↑ありがとうございます
んな大層なもん書いたか?くらいには♡頂いたのでモチベ爆上がりです
それでは
⚠
.幼児化
.伽羅崩壊
今回はr l8なしです
辛い
でもストーリーを大切に生きます。
いってらっしゃい👋
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そう言う幼いぐちつぼは、確かに昨日まではしっかりと記憶があったはずだ。ふと視線を向けた先には咲かせたはずの花がふたたび蕾に戻っていた。
rd「……ぐちつぼ?冗談にしては…、」
最後まで言わずともわかった。これは冗談でもなんでもない、ぐちつぼは本気で俺を知らない人だと思っている。
rd「ッ、スー…どーしよっかなぁこれは…、」
笑って自分の感情を誤魔化そうとしても苦しい笑みしかだせずに幼いぐちつぼを心配させてしまった。
gt「お兄さん大丈夫、ですか」
rd「…んなちっさい子に心配されて情けねえな、…まぁありがと、とりあえず寝てな?何もしないから」
そういい頭を撫でてやると心地がいいのか俺の手をきゅっと握って離さずそのまま寝てしまった。寝ているのに手を掴む力が強く抜け出せなかった。
rd「まぁとりあえず…助っ人、呼ぶか…」
そうつぶやき俺はスマホを開く。そして電話アプリを開き、最近の履歴をスクロールして
ぺいんと、と書かれた番号を押して電話をかけた。
プルルルル、プルルルル
rd「…」
出るまで待っている間の静寂はあまりにも静かで、少し寂しさすら覚えた。すると
ガチャッ
pn「もしもしー?らっだぁ?どうした??」
rd「ぺいんと…ヤバいことになった」
pn「え??なに」
rd「とりあえず俺の家来れない?」
pn「あー、丁度日常組で東京来てたからついでにらっだぁん家寄ろうと思ってたし行くわ! 」
rd「……ちなみにいつ愛知帰る?」
pn「予定では明日だけど…」
rd「もう新幹線のチケット買ってんの?」
pn「いや?」
rd「…じゃあ俺ん家一泊か二泊泊まってかない?ちょっと…色々助けてほしくて…」
pn「え、俺はいいけどぐちーつと付き合ってるんでしょ?俺泊まって大丈夫なの?」
rd「…そのぐちつぼのことで相談があるんだよ…」
pn「は?え?何何何何?怖い別れた?とか?」
rd「違ぇよ!まぁとりあえず来てよ待ってるから」
pn「んー、…まぁ、分かった 」
rd「ありがとね、ぺんちゃん」
pn「マジで何かわかんないけどOK」
プツリ
と、電話を切った。ぐちつぼは時折俺の手のひらに頬を擦り寄せながら、笑顔は無いものの気持ちよさそうに眠っている。
そしてそのまま寝顔を見ていると俺も眠くなり、そのまま寝落ちてしまった。
それから何分たったのかは分からないまま、玄関のチャイムが鳴って目が覚めた。そーっとぐちつぼから手を離し玄関を開けた。
pn「お邪魔しまーす!ぐちーつはいるの?」
rd「ん、ああいるいる。とりあえず見て?」
pn「え、ッ……え”えぇえ”ぇ?!?!ぐちーつ?!?!?!?! 」
耳がキーンとなるほどの大きい声に思わず後ずさる。ぐちつぼが起きてしまわないか不安になって即座に視線を向けたがこのぺいんとのビックボイスでも起きないくらいに熟睡している。
rd「バカ!声でかい!!」[ 小声 ]
pn「あっゴメン…」[ 小声 ]
そして俺は、昨日は体が幼くなっただけで記憶はあり、思わずヤってしまったこと、今日目が覚めたら記憶も無くなっていたことを包み隠さず話した。
pn「うーーーん、なるほどねぇー〜…、分からん!」
rd「ええ、…そんな元気に…」
pn「んー、とりあえず今はちっちゃいぐちーつのメンタルケアとか、そっち考えた方がいい気はする…だって俺らのことも知らないだろうから不安なはずだし」
rd「あー、まぁそれはそう」
pn「…ふふん、らっだぁ、お前は人選ミスしていない事を俺が証明してやろう」
rd「は?」
pn「ぐちーつとすぐに仲良くなってみせるってことだよ!!」
rd「ああ…え、決して俺から奪おうとかは考えてないよね????」
pn「ッ顔怖、っ!!考えてねーよ!」
pn「にしてもメンタルケア問題はいいとして…どうしてなったのかとか治る方法はとかだよね」
そうして考え、何も浮かばすただただ時間が過ぎる。そして静寂を破るように声を発したのはぺい…ではなくぐちつぼだった。
gt「えと…俺、困らせてます、か…いらないですか…」
そう聞いてハッとした。元のぐちつぼを求めるばかり、今いるおさないぐちつぼのことを何も考えていなかった。メンタルケアが大事とかぬかしてた癖にこのザマで、自分に苛立ちを覚える。
gt「えと、お兄、さん…」
rd「…大丈夫、いらなくないよ。ごめん起こしちゃったね」
あやすように頭を撫でてやると少し納得していないような表情をしながらも擦り寄っていた。
pn「子どものぐちーつも手懐けるとか罪な男だな!」
ケラケラと他人事のように笑うぺいんとに少し腹が立ったが確かにぺいんとからすれば他人事。特に問い詰めたりはせず
rd「うっせ!」
と笑って流した。
pn「まぁとりあえず今はさ、今のぐちーつのこと考えようよ!」
rd「どゆこと?」
pn「遊園地とかさ!」
gt「!」
遊園地という言葉に反応して目を輝かせたぐちつぼ。とても止めることは出来なかった。
rd「よし、遊園地行くか」
pn「よっしゃ!ぐちーつ…よりぐちつぼくん?の方がいーのかな…」
gt「俺はどっち、でも…」
pn「じゃあぐちーつ!俺の友達も呼んでいい?」
gt「…あ、…なら……」
小さい声で耳を赤くしながら言った。しかし俺とぺいんとには聞こえなかった。
pn「…今ぐちーつなんて?」
rd「いや、分からん」
と小声で話してから再び聞く。
pn「ごめん!聞こえなかったからもっかい良い?」
gt「あ、遊んでくれるなら…!」
再び言わせてしまったことを申し訳なく思うくらいに顔を真っ赤にさせてそう言った。
rd「じゃ、決まりだな」
pn「よっしゃー行くぞー!」
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ちょっとずつ増えてて小賢しいです。すいません