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このお話は10932二次創作になります
仮/面/ラ/イ/ダ/ー/ビ/ル/ドの本編開始前捏造です
ホントに捏造しかないです、本編開始前なので呼び名も捏造してます
ヒーローの光に目を焼かれた美/空がいたらうれしいなぁと思ったので書きました
cpはないですが見る人が見ると戦←美に見えるかもです
美/空独白?です
私にはヒーローがいる。
それは、最近うちに居候してる記憶喪失の戦兎さん。
戦兎さんは、最近仮面ライダー?になったらしい。
それで、ファウストが人体実験で作った、スマッシュってのを倒して人助けしてるみたい。
でもスマッシュが出ない日でも、私に勉強を教えてくれたりする。
私はあの日…スカイウォールの惨劇の日から7年眠っていたから、体に心が追い付いてない。
だからそんな私に、戦兎さんは色々教えてくれる。
お父さんも教えてくれることはあるけど、店を保つためのバイトで忙しいみたい。
でもね、戦兎さんってなんだか不思議。
記憶喪失のはずなのに、なんでかとっても頭がいいの。
もともと頭のいい人だったのかなぁ。
わかんないや。
それから、なんだかとってもハイテンション。
実験が好きらしくて、うまくいったらしい日はずっと嬉しそうにしてる。
正直ちょっとうるさいけど、でも私もちょっと嬉しくなる。
ある日、すっごくすっごくボロボロになって帰ってきた日があった。
いつもよりスマッシュが強かったらしい。
だから私は、またボトルを浄化することにした。
スマッシュを人に戻すには、なんにも入ってない空っぽのボトルで成分を抜き取る必要がある。
だからうちにはスマッシュの成分が入ったボトルが何本かあるんだけど…
私は知ってる。
このボトルを私の力で浄化すれば、新しく「仮面ライダー」の力になれるボトルが作れるってことを。
だから一本、浄化してみた。
出来たのはダイヤモンドフルボトル。
でもそのあとすぐ、すっごく眠くなっちゃって、気絶するみたいに寝ちゃった。
起きたのは一週間後。
後から聞いた話によると、ちゃんとスマッシュを倒せたみたい。
なんでももともとあったボトルとベストマッチ?だったらしい。
でもまたその数日後、やっぱりボロボロになって帰ってきた。
だからまた浄化した。
でもやっぱり一週間寝ちゃって。
そんな私を見かねた戦兎さんが、浄化装置を作ってくれた。
「本当は浄化しないのがいいんだろうけど」
「ごめん、俺は君に頼らないと、まだ満足に人助けもできない。」
謝らないで。
私はね、自分で何もできなくても、誰かの役に立ててることがうれしいの。
だから大丈夫だよ。
戦兎さんは優しい。
何も知らない私に、勉強を教えてくれた。
お父さんがバイトでいない朝、朝ご飯を作ってくれた。
私のために、浄化装置を作ってくれた。
だから彼は、私のヒーロー。
唯一無二の、正義のヒーロー。