ー幼稚園くらいの時ー
友達と遊んでいたとき
「ね〜〇〇ちゃん」
「どうしたの?えむちゃん」
「あたし〇〇ちゃんが好き、」
本気だった
「えっ?」
「え〜?お前、〇〇ちゃんが好きなの〜?きもちわる〜」
近くにいた男の子が揶揄ってきた
「え?なんで?」
「えむちゃん、女の子は男の子を好きになるのが普通なんだよ」
〇〇ちゃんが遮ってきた
「えっ…私…」
ーー
「っ…!!」
「はぁ…夢…か」
「……思い出したくないのに…」
取り敢えず今日は朝からショーがあるので身支度してフェニランに向かう
「おはよ、えむ」
寧々ちゃんがそう喋りかけてくる
「…!おはよ〜!寧々ちゃん、」
少し元気に見せるように言う
「……どうかした?」
「…え?」
「そ、そんなことないよ〜、」
「…」
寧々ちゃんがわたしの顔をのぞき込んでくる
…………可愛い。
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