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電流が走る!イケメン💘!!✨️ 早速お食事に誘われるなんて、もう更新が楽しみすぎます!!((o(´∀`)o)) 私が凛ちゃんなら 仕事のことなんてそっちのけになるかも知れません笑笑
突然現れたイケオジで凛ちゃんの理想形のワイルドな颯介さんに一目惚れ🤩💗💝 そして颯介さんも強気な女性がお好みで😍まさに長身美男美女カップル👩❤️👩⁉️ 早速の打ち合わせという名の夜のお食事🍽️🍷で2人の距離をクグッと縮めてほしいわぁ〜〜♡♡♡
この知的なワイルド・イケオジ真壁颯介44歳が、一回り以上歳下の高身長で気の強い美人バリキャリ二階堂凛30歳に翻弄されていくのか…🤭 もしそうならば、翻弄され崩れた裏の顔が見られるかも⤴︎(〃'艸'〃)キャー✨そこが楽しみ♥️ ウッディの香りを好む男。 もうこれだけでシゴデキイケメンスタイルよしのXLサイズ✨と決まったものよ🤩
翌日の午後、凛は応接室に呼ばれた。
ドアをノックする前に、大きく深呼吸をする。
(失礼のないように、しっかりしなくちゃ)
久しぶりに緊張を覚えながら、凛はノックして中へ入った。
「やあ、来たね。真壁君、彼女が『高輪ガーデンヒルズ』のデザインを担当した二階堂さんだよ」
「初めまして、二階堂と申します」
視界の端で真壁颯介(まかべ そうすけ/44歳)が立ち上がるのを見て、凛は名刺を取り出した。
彼は、光沢のある上質なグレーのスーツに白シャツを着ていた。
凛が名刺を差し出すと、彼も名刺を一枚渡し、挨拶を返した。
「どうも、初めまして。真壁です」
視線を上げた凛は、初めて真壁颯介の顔を見た。
その瞬間、体に電流が走ったような衝撃を受ける。
(わっ、やば……超イケメン!)
彼の名前は知っていたが、凛は彼の顔を知らなかった。
今日初めて見る颯介は、知的でありながらワイルドさもある、文句なしのイケメンだった。
野性味のある顔立ち、程よく鍛えられた体、ゆるくウェーブした前髪が額にかかる様子は、大人の男の色気にあふれている。
糊のきいたシャツの襟元からのぞく彼の首元に目を留めた凛は、思わずゾクリとし、ゴクリと唾を飲み込んだ。なぜか視線はそこから離れない。
ほのかに漂うウッディな香りは、本来はさわやかなはずなのになぜか色気を帯びているように感じられた。
目の前に立つ、ほとんど理想そのものと言える男性を前に、凛は言葉を失っていた。
一方、颯介は凛が会議室に入ってきた瞬間、すぐに気づいた。
(この前……カフェで男を振ってた女か?)
あの日、颯介はすぐ隣で繰り広げられていた凛と北川の会話をすべて聞いていた。
颯介は普段なら他人の話に耳を傾けるような男ではないが、強気な女性がタイプの彼は、凛のはっきり言う物言いに思わず聞き入ってしまったのだ。
今日の凛は、ウェーブのかかった長い髪を後ろでひとつにまとめ、上品なメイクをしていた。
まさにバリキャリという印象だ。
あの日は女性らしいスカート姿だったが、今日は黒のタイトなパンツスーツを身に着けていた。
前とは少し違う雰囲気で、その変化は颯介にとって新鮮だった。
思いがけず凛と再会した颯介は、ふっと笑みを浮かべた。
その穏やかな微笑みを見上げながら、凛は彼の背の高さに気づく。
凛も背は高い方だが、颯介はさらに高く、胸を張って堂々としていた。
二人の挨拶が終わると、部長の田辺が口を開いた。
「さあ、二人とも座って」
「「失礼します」」
その後、三人での話し合いが始まった。
途中で営業担当者が入り、颯介が購入するタワーマンションの契約手続きを進める。
颯介が選んだのは、来春竣工予定のタワマン最上階だった。
その金額を見た凛は、思わずため息をついた。
契約が無事に終わると、話題は凛が颯介のもとで働くことへと移った。
「真壁君、うちは副業OKなので特に問題はないんですが、まあ、本業に支障がない程度で頼みますよ」
「ご安心ください。うちはホワイトですから」
その言葉に、田辺は思わず笑い声を上げた。
一方の凛は、半ばぼんやりしながら相槌を打っていたが、途中でハッと我に返り、大事な要点だけはしっかりメモを取った。
颯介の説明によると、凛の主な仕事は、颯介が購入した物件を確認したうえで、要望に沿った内装の企画案を作成し、それを実行に移すことだった。
そこで凛は、気になっていたことを質問した。
「物件を購入されるお客様は、海外の方が多いのですか?」
颯介は顎に手を添えて答えた。
「いや、ほとんどが日本人です。うちに売買を依頼してくるのは、以前取引のあった方からの紹介が多いんで……」
「そうでしたか。ちなみに、物件は新築でも手を加えるのですか?」
「はい。ハイクラス物件の売買は競争が激しいので、他との差別化を図るためには手を加えた方が断然売れるのが早いんですよ」
「なるほど……」
そのとき、田辺が口を挟んだ。
「まあまあ、細かい話は後日、二人でゆっくり詰めていったらいいじゃないか?」
その言葉を聞き、凛はそろそろ席を外したほうがいいと判断した。おそらく田辺は、颯介と趣味の釣りの話でもしたいのだろう。
「では、私はこれで」
機転を利かせて席を立つと、田辺が軽く頷く。
そのとき、立ち上がった凛に向かって颯介が声をかけた。
「二階堂さん、今夜は空いてますか?」
「え? あ、はい」
「だったら、食事でもしながら今後のことを話しましょう」
突然の誘いに凛は一瞬戸惑い、思わず上司の田辺をちらりと見る。
すると田辺は、『行っておいで』と言わんばかりににこにこと笑っていた。
「承知しました」
凛の返事を聞くと、颯介はポケットから一枚のショップカードを取り出し、凛に手渡しながら言った。
「では七時にこの店で」
「承知しました。それでは後ほど」
凛は颯介に一礼し、会議室を後にした。
会議室を出た凛は、ドアにもたれかかりながら「ふーっ」と息を吐いた。
心臓はまだドキドキと大きな音を立てている。
少し落ち着いてから歩き出した凛は、胸の中でそっと呟いた。
(理想像を具現化したような人って……いるんだ……。どうしよう! そんな人と一緒に仕事なんてできるの?)
普段はほとんど動揺を見せない凛だったが、このときばかりは、まるで雲の上を歩いているような、ふわふわとした気持ちになっていた。