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シクフォニの家(アジト)。
その一角にある救護室では、ふかふかのベッドに座るあらたなメンバーがいた。
やがて、入ってきたメンバーがいなくなり、部屋が静寂に包まれたと同時に不安が胸を締め付けた。
(なんで、こんな俺を優しくしてくれるの?、、、俺は絵が描かけなきゃ価値が無いのに、、、)
「、、、っ、、はっ、、」
呼吸が自然と浅くなる。
誰もいないのを確認して震える手で丁寧に巻かれた包帯を剥がそうとした。
爪を立て、傷口をなぞる。
この鋭い痛みがないと、自分がここにいていい理由がみつからない気がしたのだ。
「、、、ははっ、、、赤、、もっと出さなきゃ、、じゃないと、、、俺、、、また、、」
狂ったように自分の腕をかきむしろうとしたその時___
「だめだぞ、、、すち、、」
部屋の扉が勢いよく開き、なつが飛び込んできた。
咄嗟にすちの両手首を掴み、留める
いつもは冷静な彼の手が、今は震えていた。
「あ、、、、ごめんなさい、、、俺、、また、、汚しちゃう、、、」
「謝るな、おまえが悪いんじゃない。
そうしなきゃ生きてこれなかった場所が、全部悪いんだ」
なつは静かにベッドのはしに腰掛け、すちの細い腕を再び消毒し始める。
そこへ、新しい包帯を持ったみことと、温かい飲み物をもったこさめも合流した。
「これ、こさめちゃんと俺で開発した傷がのこりにくくなる薬です。
よかったら使ってみて下さいニコッ」
みことがどこか悲しいような手つきで薬を塗り込む。
こさめは、すちの反対側の手をぎゅっと握りしめて、鼻をすすった。
「すちくん、、、もう、自分をいじめないで?
こさめ達が変わりに、世界を守ってあげるからニコッ」
やがて、一番奥で黙っていたボスのLAN が、すちの額にそっと手を当てた。
「すち、俺達がほしいのは、おまえの血で汚れた壁じゃない。
おまえが笑って、好きな色を塗ったキャンバス
だ。」
そして、いるまも口を開いた
「すち、おまえがもう自分を傷つけることは、やめろ。
そのかわり、たくさん笑えニコッ」
5人の視線に囲まれて、すちは少し呼吸が楽になってきた。
でも、長年染み付いた「孤独」はそう簡単には消えてくれない。
「、、、俺、、ここにいていいの?、、ほんとに、、何もしなくても?」
消え入りそうな声で問うすちに、なつが後ろから、大きな手で、すちの頭をなで回した。
「当たり前だろ、、ここにいろ。
おまえが自分を愛せるようになるまで、俺らが変わりに愛してやるからニコッ」
新しく巻かれた白く清潔な包帯。
それは、彼が「道具」、ではなく、「シクフォニの6人目」として歩み出すための、最初の絆だった。
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こあたん
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#skfn
あやね🎼
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莉音
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#LAN いるま 暇72 すち みこと こさめ
ことみ
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コメント
5件
めっちゃ好き!良すぎる!涙出そうだけど
主様、泣かせにしてません? もう、滝がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(இωஇ)

続き楽しみです!