夕焼けの星空

私には幼馴染がいる。

運動が得意で、頼りになって何もかもが完璧….

とも言えない幼なじみがいる。

「しーちゃん？お腹空いたんだけど~」

「今作るから待ってて~」

私はいつものように幼馴染の陽汰に

朝ごはんを作る。

「はい出来たよ」

「やっぱしーちゃんのご飯最高~」

「ありがと(笑)」

ずっとこんな風に新婚夫婦みたいな感じが

続けばいいのにな。

「ねぇ遅刻するよ！？」

「ごめん待って！！」

「先行ってるから！」

いつもこんな感じで私が準備に

手間をかけてしまう。

まぁ、たまにあっちが寝坊する時もあるけど..

あんなこと言っときながら

玄関のドアを開けたら必ず居る。

「先行くって言っといて待ってるじゃん(笑)」

「別にしーちゃん待ってたわけじゃないし…」

「他に誰が居るの？(笑)」

「……。いいから行くよ！！」