テラーノベル
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むう🌙🔭 🪽
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化け物「腹が減ったのぉ…」
友人「何食う?」
化け物「うーむ…蕎麦なんかどうじゃ?」
友人「蕎麦美味いんだよな」
友人「俺蕎麦結構すき」
化け物「なら蕎麦にしよう」
友人「じゃあ俺作る準備してくる」
化け物「儂はつゆでも用意しておくわ」
友人「分かった」
化け物「茹で終わったぞぉ」
友人「…美味そうだな…」
化け物「早速食うか」
友人「嗚呼」
友人「いただきます 」
化け物「いただきます」
友人「ん…美味い…」
化け物「んー…すすって食うのは楽しいのぉ…」
友人「…」
化け物「なんじゃ急にこっちを見て」
友人「…たまには生肉喰えよ」
化け物「なんでじゃ」
友人「疲れてんだろ、御前」
化け物「…」
友人「俺がいるから…本能抑えて…腹減ったままなんだろ…?」
化け物「そんなことない」
化け物「御主とこうやっているだけで儂は満たされて…」
友人「嘘つくな」
化け物「嘘では無い。真じゃ」
友人「…俺さ…片方が無理して、もう片方が楽してる…」
友人「それ嫌だ」
化け物「…」
友人「強さも年齢も全然違うけどさ…話ぐらいなら聞けるから…」
友人「隠すなよ」
化け物「…隠しているつもりは…」
友人「自分の疲れにも気づけない鈍感莫迦なのか?」
化け物「なっ…儂は莫迦ではない!」
友人「莫迦だろ!!体にヒビ入るくらい疲れてるくせに休まないでさ!!!」
化け物「儂は強いんじゃ!疲れぐらい1晩寝れば無くなる!」
友人「寝てねぇじゃん!俺知ってるからな!」
友人「御前が俺を守るためにずっと起きてること!!」
化け物「…知っておったのか…」
友人「寝ろよ!!」
化け物「…でも…」
友人「今日は御前が寝るまで俺寝ないから」
化け物「えぇっ…」
友人「絶対寝ろ」
化け物「…」
友人「…ねむ…」
化け物「寝れば良いものを…」
友人「御前が寝るまで起きてる…」
化け物「…儂は…寝ても良いのか…?」
友人「いいに決まってるだろ…さっさと寝ろ…」
化け物「儂が寝てる間になにか来たら…」
友人「んな事気にせず寝ろよ…」
化け物「でも…」
友人「なにか来たら御前即起きるだろ…」
化け物「それはそうじゃが…」
友人「とりあえず寝ろよ…」
化け物「…分かった…」
化け物「…すー…すー…」
友人「寝付くのはや……おれもねる…」
友人「…すー…すー…」
友人「…ぅ…あ…」
友人「ん……ぇ?」
化け物「ぅ”…ぐ… 」
友人「ぉ…おい…?」
化け物「ぐ…ッ…ぁ”… 」
がぶっ
友人「ぃ”ッ!?」
化け物「…」
ばきっ
友人「ぁ”ッ…ぁあぁ”あ”っ… 」
化け物「んっ…」
ぐちゅっぐしゅっがぶっ
友人「ぃ”だっ……おちつ…け…ぅ”… 」ぎゅーっ
友人「ぉえ”ッ」
どがっ
化け物「ぁ”がっ」
友人「ぇ…?」
精霊「2度目の暴走」
精霊「嫌な予感はこれか 」
化け物「…ぅ”ー…グルルル… 」
精霊「巻き込むつもりは無いけどそれ以上怪我したくないならどっか行けよ」
友人「…」
精霊「次は封印じゃなくて存在ごと消す」
精霊「2回も暴走」
どごぉぉっ
精霊「ぁ”っ!?」
化け物「…」
精霊「ッ…(いままで本能抑えてたから反動でより強くなってる…)」
化け物「早く立て」
精霊「…」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
精霊「はぁ”…ッ…はぁ”ッ…これで終わりだな 」
化け物「くそが…」
友人「やめろよ…」
精霊「…」
化け物「…ぁ」
友人「なんで消すんだよ…消さなくてもいいだろ…」
友人「ちょっと正気じゃなかったぐらいだろ…」
友人「本当は優しいのに…」
精霊「本能が危険だから消す」
精霊「2度暴走したならこれからも暴走する可能性が高い」
友人「疲れすぎてただけなんだって…ちゃんと休めれば…暴走…しな…ぃ…」
ばたっ
友人「ぅ… 」
化け物「…ポロポロ」
精霊「…何泣いてんだ…」
化け物「…ゃって…しまった…守る存在…を…傷つけて…ポロポロ」
化け物「儂のこと…早う消せ…」
精霊「……やっぱ消さん」
化け物「なんでじゃ…儂は危険じゃ…」
精霊「今のお前正気に戻ってるだろ」
精霊「こいつが庇っただけで戻れてる」
化け物「…」
精霊「…でも危険だからな」
精霊「消さない代わりに1000年、どっか行け」
精霊「1000年後ここに戻ってこい」
精霊「理性を保ってな」
化け物「…分かった…」
友人「…なぁ…」
化け物「ちゃんと戻ってくる。しばらく休むわ 」
友人「……ぅん…」
化け物「じゃあの。1000年後、また会おう」
友人「…またな… 」
約200年後(現在)
友人「1000年なげぇよぉ…あと800年会えないのかよぉ…」
精霊「耐えてください」
友人「会いたい…ダメか?」
精霊「ダメです」
友人「えぇ〜…」
精霊「…」
友人「寂しさで死んじまうよぉ…」
精霊「貴方はうさぎじゃないでしょう」
友人「比喩だよ比喩!」
友人「…ぁいたい…」
精霊「…分かった分かった探すから」
精霊「暴走しなさそうだったら連れ戻してくるから」
精霊「でも3度目の暴走の時は本当に消すからな」
友人「ぅん…」
精霊「でもどこにいるか分かりませんよ」
精霊「あいつの邪気が感じられない…」
友人「えっ…もしかして…消えた…??」
精霊「消えたか誰かに寄生したか」
友人「寄生?」
精霊「はい」
精霊「人が気づいていないだけで結構色んなやつが寄生してるんですよ」
精霊「体を癒すために」
友人「そうなのか」
精霊「魂ごと寄生しなければ宿主の見た目や思考に影響しませんし」
精霊「数年で出ていくことが大体です」
友人「…200年…」
精霊「もしかしたらどっかで魂ごと寄生してしまったのかも?」
精霊「魂ごと寄生すると無理やり離れた時に宿主が死ぬ」
精霊「だから離れられない可能性が…」
友人「じゃ…じゃあ会えないのか…?」
精霊「魂操れるやつがいれば宿主も無事で居られる」
友人「じゃあ魂操れるやつ探すのとか…」
精霊「…魂操れるやつは元神しかいない」
友人「元?」
精霊「子を成すまえに力を間違った方向に使ってしまったから追い出されて子がいない」
友人「何したんだよ…」
精霊「無実の人の魂を奪って飾ったりしてた」
友人「やばいなそいつ…」
精霊「あいつなら宿主を死なせずに離せるけど…絶対コレクションにする…」
友人「…」
精霊「2つの魂が混ざってるんだからな…」
精霊「なんか奇跡的に別のやついないかな…」
精霊「優しくて魂操れるやつ……ぁ」
精霊「居た」
終わり
またねノシ
コメント
2件
友人なんだかんだ200年以上生きてる…勘違いしてただけで友人も人じゃなかったのか…??
化け物可哀想だなぁ...