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高校二年生・仮名:Rさん
クラスでみんなが笑って盛り上がってるとき、私だけ笑えないことがあります。
「何でそんなことで笑えるの?」って、冷めてる自分に気づいてしまう。
合わせて笑えばいいのかもしれないけど、置いてけぼりにされてるみたいで苦しいです。
蓮司
「……“合わせて笑えばいい”って、自分でわかってるのにやれないの、相当つらいよな」
「でもな、ほんとに興味ないことに笑えないのって、感性が正直な証拠なんだよ」
遥
「……わかる。オレも、みんなが“めっちゃおもしろい!”って言ってる動画とか、全然ピンとこないこと多かった」
「その時、無理して笑うのって……めっちゃしんどいんだよな」
日下部
「笑えないからって、仲間外れなわけじゃないんだよな」
「……ただ、“笑い”って輪を作るのにすごい強いから、外にいると余計に感じちゃうんだと思う」
蓮司
「それに、“冷めてる自分に気づく”って言ってるけど……冷めてるんじゃなくて、“違う視点で見てる”だけじゃない?」
「全員同じとこで笑えるほうが、むしろ不思議だよ」
遥
「……無理して同じにしなくてもいいと思う」
「笑えなかったら、“笑えなかった自分”ごとそこにいればいいんじゃね? それでダメって言うやつの方が、つまんねぇよ」
日下部
「……ほんと、それ」
「“笑えないときもある”って、別に隠す必要ないんだよな。むしろ、そういう人のほうが、ふとした瞬間の笑顔に、説得力あると思う」
🗝 三人からのことば
蓮司:
「“置いてけぼり”って感じるのは、感性が生きてる証拠。無理に合わせなくても、君の視点はちゃんと価値がある」
日下部:
「笑えないときがあるからこそ、ほんとに笑ったとき、君の隣にいたいって思う人はいるはずだ」
遥:
「“笑えなかった”ってだけで、自分を責めるな。誰だって全部にノれるわけじゃねぇ。……大丈夫、そういうのも青春だ」