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高校一年生・仮名:Yさん


まわりの友達が「将来はこれになりたい」って具体的に言ってるのを聞くと、すごく不安になります。

私はまだ「なんとなく勉強してる」だけで、夢とか目標とかないんです。

このままじゃダメなのかな、って焦ります。





蓮司

「うん……これは多分、多くの人が心の中で思ってることだと思うよ」

「“夢がない”っていう状態って、決してマイナスじゃない。むしろ、今から探す自由があるってことだと思う」


「わかるな……。オレも、“将来の夢作文”とかほんとに無理だった」

「だって、やりたいことなんて急に降ってくるもんじゃないだろ? 焦る必要なくね」


日下部

「……俺も、同じだった」

「周りは“医者になりたい”とか“デザイナーになりたい”とか言っててさ。すげぇって思ったけど、本音は“まだわかんねぇ”だった」

「でもさ、その“わかんねぇ”をちゃんと認めるのも大事なんだと思う」


蓮司

「夢って、“宣言したもん勝ち”なとこあるんだよね。言ったからって叶うわけじゃないし」

「でも、探す過程で見つかるものの方が、実は本物になりやすい」


「しかもさ、“将来なにになるか”って質問、めっちゃ雑だと思うわ」

「“どう生きたいか”とか“どんな人間でいたいか”のほうが大事だろ。職業なんてその途中で変わるし」


日下部

「……そう。だから、焦る必要はないよ」

「むしろ、“いま目の前のことをちゃんとやる”って姿勢のほうが、後から効いてくる」





🗝 三人からのことば


蓮司:

「夢や目標がないのは欠点じゃない。まだ“決めない自由”があるってこと。その時点で可能性は無限だよ」


遥:

「“将来何になるか”なんて今決めなくていい。“どう生きたいか”を考えれば、勝手に道は繋がる」


日下部:

「焦る気持ち、よくわかる。でも、“まだわかんない自分”もちゃんと守っていい。答えを急がなくて大丈夫」



無名の灯 答えを持たない相談室2

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