「着いた〜!!さむーい」
「おおー、田んぼばっかだな。空気がキレイに感じる」
「大和さん、運転お疲れ様でした。ありがとう」
「どういたしまして」
午前中からアパートを出て、大和さんの車で高速を使って2時間。景色は、高いビルに囲まれた都会から、たくさんの山や田んぼに囲まれた私の故郷に変わっていった。
集合団地の一角にある私の実家の前に車を停め、外に出ると気温はこっちの方が少し寒く感じた。自分がずっと住んでいた一軒家を見上げ、懐かしい気持ちでいっぱいになっていると、そんな私を見て大和さんは楽しそうに口角を上げていた。
「ただいまー」
「お邪魔します」
「おかえりなさい〜!大和くん、遠いところありがとうね!」
「いえ、こちらこそ。家族水入らずにお邪魔してしまってすみません」
「あはは、そんなことはいいのよ、気にしなくて!それより上がって〜」
玄関の扉を開くと、エプロン姿のお********************
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