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奏の脚を開き、太腿の内側を撫で回しながら、そこに唇を這わせていく怜。
散りそうになっている証の華を再び開花させようと、痕跡を強く吸い上げていく。
「んっ……はあっ…………ううぅっ……」
燻る愉悦に、奏は微かに身じろいでいると、肢体の中心にざらついた物が蠢き、痺れるような感覚が彼女の背中を迸った。
「ああぁぁっ…………いっ……っ」
奏の太腿の内側に証の華を植え付け終わった怜が、腫れ上がった陰核を舐め転がしている。
「こっ……こんなところ…………汚いっ……からぁっ…………んあぁっ……っ……」
彼女が脚を閉じようと試みるが、怜の無骨な両手は、色白の太腿をがっちりと押さえ込み、閉じる事すらできない。
「汚くない……すごく……綺麗だ……」
愛液で艶を帯びた奏の陰裂は、怜を誘ってるかのように鈍く光り、彼はジュルジュルと大きく音を立てながら花芯と媚液を堪能し、時に貪る。
「っ……あんっ……はあぁっ…………ああぁっ」
初めてクンニされた奏は、次第に羞恥心も薄れていき、快楽の坩堝に引きずり込まれながら扇情的な表情を浮かべた。
小さく身体を震わせ、快楽に顔を溺れさせている奏に煽られ、怜は口淫しながら両手を伸ばして膨らみを揉みしだき、指先で硬くなった果肉を撫でつけた。
「ひゃぁっ……だ……だめぇっ…………はうっ……んっ……」
今まで怜と会っている時の『淫らなお稽古事』でも、ここまでの愛撫をされる事はなかった。
『奏を存分に抱く』決意を、怜の唇と舌で感じ取った奏。
奏の視界が滲み、身体の最奥は甘く疼き続けたまま、時折ビクンと痙攣するように身体が震える。
怜は丹念に膨れ上がった蕾を口に含みながら舐めしゃぶり、無骨な手は、奏の瑞々しい乳房を可愛がり続けていた。
「ああぁぁっ……きっ……来ちゃ…………いっ……ううぅぅっ……」
白磁の裸体に貫く強烈な痺れに、大きく震える奏。
怜はクンニし続けたまま、膨らみを揉みしだいた手を奏の中心へと辿らせていき、膣に中指を挿入して律動させた。
「怜さ…………んんっ……ああぁっ……っ」
「奏。恥ずかしがらないで……イくところ……俺に見せてくれ……」
怜が奏の首の下に腕を通し、繊麗な肩を抱くと、抽送させたまま親指で花芯に触れ続ける。
彼の眼差しは、泣き崩れそうな奏を射抜いた。
濡れた瞳の彼女と視線が絡むと、怜は唇を軽く重ねる。
「怜さ……んっ…………ダメ……きっ…………来ちゃぁあぁっ——」
奏の表情は快楽に溺れ、色白の背中を撓らせながらビクビクと震わせた。
滑らかな身体が硬直した瞬間、ぐったりと脱力してベッドに沈み込んだ。
彼に導かれ、達した後の惚けた顔の彼女に、怜は堪らず唇を塞ぐ。
「奏……可愛い。イッた瞬間の奏……すげぇ可愛いし…………綺麗だ……」
怜は啄むようなキスを落とし、ベッドから離れると、チェストから避妊具を取り出し、装着させた。
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