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高校二年生・仮名:Rさん
“生きてていい”って思える瞬間がありません。
学校に行っても、家に帰っても、
誰かといても、ひとりでも、
心が動かない。
ただ呼吸して、時間をやり過ごしてるだけの毎日です。
遥 「……“生きてていい”って、
誰かに確認したくなる時がある。
オレも、“いなくても変わらない”って思ってた。
でもさ、“生きてていい”って言葉は、
誰かからもらうものじゃなくて、
自分が“まだここにいる”って確かめるための言葉なんだと思う」
蓮司 「“生きてていい”って、
特別な意味を持つ言葉みたいに見えるけど、
ほんとは、“息してる”とほとんど同じ。
何かを成し遂げるとか、笑えるとか、
そんなことじゃ測れない。
ただ生きてることそのものが、
“いい”の定義なんだ」
日下部 「……Rさんは、きっと長い間、
“生きる理由”を探し続けてきたんだと思う。
でも、“理由がないと生きられない”のは、
本当はもう限界まで頑張ってきた証拠。
“意味”を求めるのは、
今をなんとか掴もうとする心の反応なんだ」
遥 「オレは、“生きてていい”って
誰かに言ってもらえたら楽になれると思ってた。
でも今は、“今日まで生きた”って事実が、
それを証明してる気がする。
だって、こんなにしんどくても、
まだ息をしてるんだもん」
蓮司 「“生きてていい”は、
未来のためにある言葉じゃない。
“今ここにいる”自分を
少しだけ認めるための言葉だと思う」
日下部 「……Rさん、
“呼吸してるだけの毎日”って書いてたけど、
それは“生きようとしてる”証拠。
止めずに呼吸してる時点で、
もう“生きてていい”を、
無言で選び続けてるんだよ」
🗝 三人からのことば
遥 「“生きてていい”は、誰かに許されることじゃない。
息をしてるだけで、もう答えは出てる」
蓮司 「“意味がない”日々の中にも、
ちゃんと“続いてる命”がある」
日下部 「“生きてていい”と信じられなくても、
あなたは、もうその言葉の中にいる」