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気付いたのは いつなのか定かではない 病院らしきとこだ
横には 強面の 男がこっちを見てた
「えぇ、起きたようです」
男は、どこかへ連絡している。
男と目が合う
いろいろと質問したいが
最初に出た言葉
「お腹、空いたんですけど」
男は立ち上がり連絡を入れる。
「ちょっと待っとけ」
そう言い残すと、部屋を出て行った
私は 男が忘れていったタバコを見つめてた
吸った事無いけど
そう思う刹那
タバコに手を伸ばして、火を点ける
ゲッホ ゲホゲホ！！
こんなもん 何で吸ってんだ？って
思いながら 吸い続けた
男が食べ物が乗ったプレートを抱えて戻って来た時
既にタバコを旨そうに吸えてる私が居た
男は しくった と言う表情
大丈夫 誰にも 言わないから
苦み潰した顔をした男は
プレートを私のテーブルに置いた
She’s the kind of girl you want so much it makes you sorry”
“When you say she’s looking good, she acts as if it’s understood”
彼女はあまりに魅力的で、惹かれるほどに虚しくなる
誰かが“キレイだね”と言えば、それが当然だと振る舞う
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