宮舘side
渡「涼太ー入っていい?」
宮「ん?あれ、翔太康二達が準備してくれてたんじゃないの?」
渡「涼太と一緒がいいから」
宮「ふふっ、そうゆっくりしといていいよ笑」
渡「ん、」
今日は小さい頃から一緒に過ごして
大きくなった大事な人と幼馴染という関係から恋人、そして夫婦になる大事な日
つい先日楽屋で翔太と俺達も式あげたいねなんて話をしてたらそれを他の皆んなに聞かれちゃったみたいで今日という素晴らしい日までずっと協力してくれた。
本当感謝でしかないよ笑
渡「涼太、その、めっちゃ似合ってる」
宮「本当?翔太も似合ってるよ」
渡「雑誌とか企画とかで散々見てきたけどやっぱ似合ってる…かっこよすぎてやばいかも」
宮「今日素直すぎない⁇笑」
渡「んー、まぁ結婚式だし…今日だけな」
宮「ふふっ、そっか」
翔太と2人で軽く雑談しながら準備を進めていくいつもより少し素直な翔太にこの場で思いっきり抱きしめたいけどきっと抱きしめてしまったら怒るだろうからそっとしておく
ドタドタドタドタドタッ ガチャッ
向「だて‼︎しょった見てない⁉︎っておるやん‼︎‼︎⁉︎」
渡「うわ、康二」
向「もー!なにしてんねんはよ戻るで⁉︎」
渡「おれ涼太といるからいいって」
深「はいはい、早く戻ろうね笑」
向「まだ最後の仕上げが終わってないねんから‼︎ほら、早う!」
渡「んぇーっ、りょった…ギュッ」
深「あちゃー、あぁなったらなべ動かないぞ」
向「だてなんとかしてやぁ」
宮「翔太、康二達困ってるから一緒に行ってくれる?」
渡「んー、でも離れたくない…」
宮「もぉ、困ったなぁ笑」
翔太の唐突のデレに思わず口元が緩んでしまう。
向「あかんわ2人の世界に入ってしもうた」
目「しょっぴーだてさんはもっと綺麗になったしょっぴーの事が見たいと思うよ?」
渡「そうなの?」
宮「うん、今のままでも俺には勿体無いくらいだけどもっと綺麗になった翔太の事見たいかも」
渡「わかった…翔太頑張ってくる」
向「めめっ、!助かったわありがとうな‼︎」
深「てかめめ阿部ちゃんと居たんじゃないの」
目「俺も亮平と居たかったんですけど引っ付きすぎて怒られちゃって散歩してたらたまたま見かけたんで笑」
宮「そう言うことね」
目「てかだてさん本当どこかの国の王子様みたい」
深「まぁじかっこいいよ」
宮「ふふっ、ありがとう」
………………………………………………………
向「終わったでしょっぴー!」
渡「本当⁉︎涼太喜んでくれるかな…」
向「おん!絶対喜ぶで!」
佐「おっちー!こっち終わった…て翔太やばっ!」
ラ「うわぁ、すんごい綺麗‼︎」
渡「あっ、ありがと…//」
佐「翔太の貴重なデレいただきました笑」
ラ「だてさんにバレたら怒られちゃうね笑」
岩「おーい、もうそろそろ始めるぞー」
向「もうそんな時間なん?はやない?」
ラ「じゃあ僕も持ち場に戻るね!しょっぴーおめでと‼︎」
阿「じゃ、式場で先に待ってるね!」
向「ちゃんと自信持って歩くんやで‼︎」
渡「わかってるって」
佐「翔太ほんっとおめでとう‼︎」
渡「ん、ありがと」
メンバーにお礼を告げ待機室を後にし
涼太の待つ場所まで移動をする。
まさか自分が幼馴染と付き合い結婚するなんて前の自分は想像が出来ただろうか
ましてやメンバーもそれを優しく受け止めてくれ大きな式場まで用意してくれるんだから本当感謝でしかない。
渡「終わったら感謝しねーとな…」
深「翔太」
渡「お、ふっか」
深「珍しく緊張してる?」
渡「そりゃあ、緊張くらいするだろてか、ふっかも何気緊張してるでしょ笑」
深「そりゃこんな経験した事ないからな笑」
渡「歩いてる途中お丸さん出すなよ?」
深「頑張る笑」
渡「…この扉開けたら始まるんだよな」
深「いける?」
渡「うん、行こ」
深「いや、俺が待って欲しいかも心の準備が」
渡「お前な⁇⁉︎」
重たい扉を開き目の前には俺と涼太を
イメージしてくれたであろう青と赤の花がふんだんに使われており長いバージンロードを歩き
涼太の待つ場所まで向かう。
宮「翔太そこ段差だから気をつけて」
涼太の差し出した手を掴みながら段差を上り
お互い見つめ合える高さになる。
渡「ん、ありがと」
深「はぁ…やばいかも…グスッ」
宮「ふっか翔太のエスコートありがと」
深「ううん、全然これくらい任せて…翔太だてさんに幸せにしてもらいなね」
渡「うん、わかってる逆に幸せにならないわけがないと思ってるから」
宮「俺も翔太がもういいって言っても愛を伝えるつもりだから」
阿「ぐはっ、…ゆりぐみぃ…」
目「やばい、亮平が鼻血出した」
佐「あべちゃん一回外出る?」
阿「やだっ、‼︎最後まで見届けるからっ‼︎⁇」
向「照兄泣いとるん?」
岩「うるさい見ないで、グスッ」
向「ひどない⁉︎⁇」
佐「翔太〜チューしちゃえ〜」
ラ「だてさん上手そうだよね」
佐「わかるわ」
いつも通りわいわいと騒ぐメンバーのお陰で
いつのまにか緊張もほぐれて自然と涼太と顔を見合わせ笑い合っていた。
渡「あいつらここでもいつも通りかよ笑」
宮「むしろ助かったよ笑」
ラ「じゃあ、神父役の僕がこのまま進行しちゃっていい?」
深「あれ、ラウールだったけ?」
ラ「あべちゃんがやるつもりだったらしいけどあれじゃあね…」
目「やばい、亮平の鼻血が止まらない」
阿「…蓮、俺もう思い残すことないよ」
目「ちょ、亮平⁇⁉︎」
阿「…ガクッ」
目「りょ、りょうへぇぇいっ‼︎」
ラ「あの2人は置いといてさっ、進めるよ‼︎」
渡「大丈夫かよ」
ラ「えー、病める時も健やかな時もお互い協力して愛し合うことを誓いますか?」
宮「誓います」
渡「俺も誓います」
ラ「ふふふっ、じゃあ誓いのキッスお願いしまーす」
渡「めっちゃ恥ずいんだけど」
宮「じゃあ、遠慮なく」
翔太の頬に手を添えそのまま触れるだけの
軽いキスを一つ落とす。
顔を離し翔太の顔を見てみると真っ赤になり
潤んだひとみでこちらを見つめていた。
宮「ちょっとそんな顔ここでしないでよ」
渡「どんな顔だよ」
阿「……………ジャスティス」
佐「おめでとぉぉっ!」
深「ふぐぅぅっ、なべぇぇグスッ」
岩「ふっか泣くなってグスッ」
向「もう2人とも泣いとるんよグスッ」
深「お前も泣いてんじゃんか笑」
ラ「ふふっ2人とも幸せにね」
渡「ん、ラウールありがとな」
宮「皆んなありがとう」
………………………………………………………………
向「ほんまにええ式やったわ…グスッ」
ラ「ねー?すっごい良かったよ」
向「俺も早うええ相手見つけな笑」
ラ「康二くんの結婚相手ならすぐ近くにいるよ?」
向「えっ、誰なん⁉︎⁇」
ラ「ここまで言ってもわからない…?」
向「んぇっ、…?ラウール?」
ラ「康二くん、僕結婚するなら康二くんしかいないと思ってるんだ…この意味わかるよね?」
向「え”っ、ちょい待ってや本気で言うとる⁇⁉︎///」
ラ「僕本気だから」
向「おっ、おん…」
ラ「これから意識してもらうようにどんどん仕掛けていくから覚悟しててね康二くん‼︎」
向「ちょ、ラウール⁉︎⁇」
end
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