これは、d!様の二次創作(軍パロ)です。
ご本人様には一切関係ございません
エセ関西弁、捏造注意
その他の注意書きはプロローグを参照ください
でははじまります
「「「「「おじゃましまーす」」」」」
rbr「いや多ない!?」
俺の目の前には軍服に身を包んだ例のW国の幹部とおぼわしき人たちと、その中に一人、見慣れた半袖姿のkn。
W国の人たちを連れてくる、と連絡はあったがまさかこんなに賑やかとは…。
sho「誰々?」
zm「なんかいっぱいおるで〜」
後ろからドタドタと廊下を走る音がする。
kn「あー!!!sho、zm!!」
sho「うわー、シッマー!!!」
zm「すげえ、久しぶり!!」
感動の再会を喜ぶ彼らでさらに騒々しくなった。近所迷惑極まりない。
rbr「あのー、近所の人に俺が怒られてまうのではよ入ってもらってええかなぁ?」
「あ、さーせん。おら、grさん行くぞ」
「tn氏痛いから押すな!!」
「賑やかめぅ〜(ニコ)」
「マンちゃん怒ってる?」
などなど、自由に会話しながら家に入っていく面々。
幹部の人たちは溢れ出る覇者の風格?なんか強そう。対して俺らは彼らと並ぶとだいぶしょぼい。ただうるさいだけのThe幼馴染って感じ。
kn「よぉ、rbr、久しぶりやな!!」
rbr「久しぶり、つっても…」
sho「前シッマに会ったときから3ヶ月経っとるやんけ…。時間感覚麻痺したんかお前」
rbr「え、そんなに経ってる?」
zm「まあ、2年間も待ち続けたのに比べたら、なぁ」
kn「ま、せやな!」
rbr「やからお前うっさいて」
kn「すまんすまん」
狭い俺の家のテーブルに、こんなにも人が揃うと中々に狭い。知らない人たちが家にいるのはどうにも違和感があった。
kn「では、まあ、諸々あったってことで。お互い自己紹介しましょっか!」
knのはつらつとした声で、自己紹介タイムが始まる。まずは、W国の人たちから。
「ん゙んっ(咳払い)、えー、私はgr・フューラー。W国の総統だ。よろしく頼む」
やっぱりとは思ったが、彼がW国の総統か…。思ったより若くて驚いたが、爛々と輝く紅い瞳が、支配者たる雰囲気を見事に漂わせていた。
「僕は、書記長のtnです」
次にそう言ったのは黒い髪に眼鏡をかけたいかにも仕事ができそうな感じの人。この中では一番背が高い。赤いマフラーがおとなしい色の軍服に映える。
gr「彼は俺の右腕で、昔からの仲だぞ!」
tn「うん、まあそういうことやな。よろしく」
「ねえ、次どっちめぅ?」
「マンちゃんでいいよ」
「はーい♪」
嬉しそうにそう言うのは、長い茶髪を綺麗に結び、不思議な帽子を被った深緑の長いコートを来た人。
「僕はosって言って、外交官をやらせてもらってるんやけど、まあ最近入ったばっかだからあんまW国のことよくわからへんわ。よろしくめぅ〜!」
優しい声でJKのように喋る。その喋り方には全く違和感がない。
最後に喋るのは黒髪黒目の割と背の低い人。白い軍服を着ていて、腰には刀を携えている。
「えーっと、俺は」
os「htって言うんやで!」
ht「ちょっと!!俺の自己紹介取らないでよ!!」
予想外の出来事に慌てながらも、少しするとすぐに調子を整えて、また話し出す。
ht「まあ、名前はマンちゃんの言った通り。極東地域出身で、みんなとは少し違うかも。医療と要人護衛を主にやってるよ。マンちゃんとは昔からの知り合い。よろしくね」
kn「そうそう、俺を助けてくれたのはhtな!」
knが付け足す。
ここまでの自己紹介だけで、大分個性が出ていた。W国の幹部は変わり者揃いだとは聞いていたがまさかこれほどとは。
sho「なんか、面白そうな人たちやね」
隣に座るshoが小声で話しかけてくる。目がキラキラしていて、幹部たちに興味を示しているのが丸わかりだ。
rbr「迷惑かけんようにな?」
sho「かけねーし!」
kn「えー、じゃあ次は俺らな」
knがそういい出すと、急にみんな静かになった。
kn「えー、では改めまして!knといいます。漂流先がたまたまW国軍の野営地で、それで助けてもらいました!よろしくな」
knが隣に座るzmの腕をつつく。どうやら次はzmのようだ。
zm「えっ、俺…?」
kn「うん」
zm「あー、はい、zmです、えっと、knとそこのshoってやつと海賊してて。でもばらばらになっちゃって今に至ります。えー、よろしくお願いします…?」
sho「何で最後疑問形やねん」
zm「マジはっず…」
早速人見知りを発動しているzmにお構い無しに、shoが自己紹介を始める。
sho「shoでーす!野球が好きで、勉強は嫌いです。特に外国語!よろしく!」
っていうことは、最後は俺か…。
rbr「どうも、rbrって言います。コイツらとは違って、俺は零蛇に残って高校に今通ってます」
えーと、あと何言えばええかな。
rbr「体の強さには自信があります。よろしくお願いします〜」
こんな感じ…?
まあ、これで全員終わったわけやし。良かった。
gr「なるほど、あなた方がknの幼馴染か。よろしくな」
tn「kn?」
kn「何ー?」
tn「お前からの情報だと、あと一人足りへんねんけど」
kn「あー、大先生なぁ…」
そう言って、寂しそうに虚空を見つめるkn。
kn「rbr、なんか知らん?」
rbr「さあな。一応今日全員揃うことは伝えたけど、来てへんってことはなんかあったんやろ」
sho「大先生のこと知ってるのrbrだけやのにぃ…」
rbr「すまんな…」
sho「謝らなくてもええよ」
gr「えーと、ちなみにその大先生って奴はどういう奴なんすか?」
kn「屑」
gr「wwww」
zm「もっと別の言い方あったやろwww」
gr「いやいや、やはり面白い。さすが私が目をつけた人たちだなw」
zm「いやでもさ」
突然zmが真面目な声色で言い放つ。
zm「何ヶ月も俺ら大先生に会えてないやん。さすがに心配になる」
sho「まあ、確かに…。rbrは、連絡取れてるんよな?」
rbr「うん、せやで?」
sho「…、嘘じゃない?」
rbr「嘘ついてどうすんねん…」
zm「なあ、やっぱ、大先生の家行かへん?絶対おると思うねんな」
sho「さんせーい!」
kn「行きてえな」
ht「どうする?」
tn「そりゃ行くしかないやろ」
gr「そうとなったら早く準備するぞ!」
完全にみんな大先生の家へ行く気分になっている。正直俺は同行したくないが、どうしたらいいものだろう。
sho「乗り気やないな?」
rbr「うん、まあ、な」
sho「どしてん」
rbr「別に何もあらへんよ」
sho「ほんまか…?」
rbr「うん、ほんまほんま」
sho「……、あっそう。無理はすんなよ」
rbr「心配どうも」
さっきからshoが妙に疑り深くこちらを見てくる。別に、本当に何もあらへんのに。
kn「rbrー?」
rbr「ん?」
kn「はよ行くぞ!」
rbr「あぁ、すまん」
気づかれないだろうか。この心臓の鼓動が聞こえてはいないだろうか。震える手で玄関の扉を開けて外に出る。
こんなことになるはずじゃなかったのに。
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こんにちは、てってれーです。
実はこれまで第三章一度も出番のないスター。ごめんなさい。出してあげたいのは山々なのですがいかんせんストーリーがストーリーなので…。
どう繋げばいいかわからず大分間が空いてしまいましたね。申し訳ありません。
というわけで、さようなら〜
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