テラーノベル
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木村家の朝は、毎日戦場だ。
「おい風磨ァ!! 樹がまた投げてるぞ!!」
父・拓也はネクタイを締めながら怒鳴った。
シングルファザーで会社社長。仕事では完璧なのに、家では九人の息子たちに振り回されっぱなしだ。
「だってぇー!! 樹がオレのプリン食った!!」
小一の大我が泣きながら抗議する。
「違うし! 北斗が食ってた!!」
すぐ横で北斗が牛乳を吹き出した。
「おまえ売ったなァ!?!?」
双子の兄弟喧嘩が始まる。
その横では――
「ジェシー! ティッシュ投げない!!」
高3の三男・風磨が、五歳のジェシーを羽交い締めにしていた。
「やぁぁぁだぁぁぁ!!! パンいやぁぁ!! ごはん!! ごはん!!」
癇癪を起こしたジェシーは床をバンバン叩く。
さらにその奥では、四歳の康二が床に座り込み、イヤーマフを押さえていた。
「うるしゃい…うるしゃい…」
「はいはい、大丈夫。こっちおいで」
風磨はジェシーを片腕で抱えたまま、康二を優しく引き寄せる。
見た目は完全にヤンキー。
金髪、ピアス、鋭い目つき。
なのに弟たちにはとことん甘い。
「風磨、マジ保育士向いてるって」
長男・涼介が笑う。
モデルとして活動している涼介は、朝から完璧なビジュアルでソファに座っていた。
「兄貴、鏡見てる暇あるなら慎太郎の靴履かせて」
次男・優吾が冷静にツッコむ。
同じくモデルの優吾は、木村家の実質的なツッコミ担当だ。
「しぇんたろ、くっく はけにゃい…」
三歳の慎太郎が半泣きで靴を差し出す。
「はいはい、こっちな〜」
優吾がしゃがむと、慎太郎はにぱっと笑った。
その瞬間。
ガシャーン!!
「樹ィィィィ!!!!!」
全員の声が重なる。
問題児・樹がリビングの花瓶を割っていた。
「え、オレじゃないし」
「おまえしかいねぇだろ!!」
だが樹は悪びれもせず、ソファを飛び越えた。
運動神経だけは異常にいい。
拓也が額を押さえる。
「……俺、今日大事な会議なんだけど」
「無理だね」
「諦めて」
涼介と優吾が即答。
すると風磨が笑った。
「まあなんとかなるって。木村家だし」
その言葉に、拓也は深いため息をつく。
そして今日も、木村家の騒がしい一日が始まるのだった。
――――――――――――――――――――――
ぬっしーside
やほー
どう??
所々おかしいとこ出てくると思うけど、よろしくね!
じゃ!ばいばい
END
ゆのでい🍄🩵

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コメント
1件
わあっ第1話からすごいカオス!!木村家、9人兄弟の朝ヤバすぎるww 父ちゃん社長なのに家じゃ全然威厳なくて草 風磨くん金髪ピアスで保育士スキル高いのギャップ萌えすぎん??樹くんの破壊力エグいし双子の仲良し喧嘩も可愛いしで、続きめっちゃ気になる…! ぬっしーさんのテンポ良いノリも好きです、次話も楽しみにしてます🔥💕