テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

夢みる少女とクール男子

一覧ページ

「夢みる少女とクール男子」のメインビジュアル

夢みる少女とクール男子

1 - 初めての出会い

♥

15

2023年10月15日

シェアするシェアする
報告する

『私、お嫁さんになる! 』

それが私の小さい頃からの夢だった。私の名前は斉藤瞳。ある日に見たドラマの結婚式を見て、お嫁さんに憧れたのだ。


ーあれから23年。私は30歳になっていた。まだ結婚はしておらず、毎日仕事に明け暮れる日々。毎日いい人との出会いを探していた。

「あー!早く結婚したいー!」

「ずっと夢だもんねー」

今は私の親友、日森紗枝と食事中。いつも仕事の愚痴を聞いてもらうのが日課だった。紗枝はもう結婚して子供までいるのだ。

「紗枝の夫はかっこいいし。どうやったら会えるの?」

「もう運だね。応援してるよ。でも瞳は可愛いのになんでだろう?」


その日の帰り道。私は小さい頃に見たドラマを見返そうと思い、レンタルショップに行った。でもそのドラマが見当たらなかった。

「あれ、どこだろう? 」

探していると、上の方にあったのだ。はしごを使って取ろうとした。

「でもなんでこんな所にあるんだろう?んーっ、取れた!これはいつ見てもいいんだよねー 」

と、その時。はしごが傾いたのだ。

「きゃっ 」

倒れると思い、ぎゅっと目をつむると、

「おっと、危なかった」

肌から優しい感触が伝わった。あれ?痛くない?そう思い目を開けると、

「えっ」

目の前には整った顔立ちの男の子が。私、今お姫様抱っこされてるんですけど!?しかもめっちゃタイプなんですけど!?

「あ、ありがとうございます」

「どういたしまして」

「あの、痛くなかったですか? 」

「大丈夫です。では。」

そう言って去っていった。かっこよすぎる!私はその人の姿が見えなくなるまで見送っていた。家に帰ってからそのドラマを見たが、さっきの出来事で頭がいっぱいだった。


夢みる少女とクール男子

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

15

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚