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#ミステリー
有難朱生
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花梨
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イベントに行ってみた.
自分より年上しかいなくて絶望する私の目を、
私はよく覚えている.
あの暗い絶望もね.
プログラムが始まって、班になって
、自己紹介して、係を決めた.
その係の同じ子がSだった.
けれど、あの時彼とまともに関わったのは、
たったの一回.
それ以外ほとんど話していないし、
それ以外何も彼をみたりはしなかった.
あの子とは、あの時は、
仲良くなれなかった.
第一回は泊まりだったみたい
発展したのは、そのあとだった
その後、
" いいこと " も " わるいこと " も
どちらもおこるとはね.
コメント
1件
読了しました。第2話、すごく短いのに胸に刺さるものがありました。「あの暗い絶望もね」の一文、あの時の自分の気持ちをちゃんと覚えている主人公の視線が、とてもリアルでせつないです。たった一度の関わりで終わったSくんとの関係。「その後」に何が起こるのか…この静かな書き出しから、これから動き出す物語にすでに惹かれています。続きが気になりますね。