「こんばんはー。出前の花木でーす」
私が玄関のドアを開けると、淡い色のセーターにデニムと、ラフな格好をした満面の笑みの花木さんが、ラーメンの出前の人が持っているような岡持ちと買い物袋を下げて立っていた。
小首を傾げ、可愛い冗談を言う花木さんに和む。
「花木さんこんばんは」
「はい、お酒買ってきたよ」
「ありがとうございます……って、えぇっ?!こんなに?!」
「これくらい飲める飲める」
「私達もお酒買ってあるんですよ」
「雫、安心しろ。小次郎はすげぇ量飲むから」
「それ安心していいんですか?!」
「安心していいよ」
キッチンから聞こえた大和さんの言葉、ツッコミどころ満載過ぎるよ……。
呑気な花木さんに続いてダイニングに戻った。
「おじゃましまーす」
「おう。お前すげぇ荷物だな。しかも料理、岡持ちで持ってきたのかよ」
「出前っぽいでしょ?今日は頑張って作ってきたよ********
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コメント
3件
花木さん、絶対モテそう…、 てか、花木さんみたいな恋人欲しいな、